金融機関で働くCさんは、17時10分の定時までしっかり働いてから子どものお迎えに行き、帰宅します。そんなCさんは、カット野菜や下ごしらえ済みのパックを使うことも多いのだとか。お料理で意外と時間がかかるのは下ごしらえだったり、野菜の皮を剥いてお料理に合う大きさに切ることだったりするのではないでしょうか。そこを省けるのは確かに時短になりますよね。

しかも、Cさん家族は3人家族。子どもはまだ1歳半ですし、Cさんも旦那さんもそれほど量を食べるわけではないということでした。そのため、野菜はカット野菜の1パックで十分。さらに、カット野菜のパックは色々な野菜が入っているので、それぞれを購入して下ごしらえして混ぜるのとでは経済的負担も違うと言います。

「あれだけ多くの野菜をそろえて下ごしらえするのって本当に大変」とCさん。Cさんのように一度に大量の食材が必要でない家庭では、時短になるうえに節約にもなるなんていいですよね。せっかく便利なものがあるのですからこうした便利さもしっかり活用していきたいものです。

夜のうちに次の日のスケジュールを考えておく

ここまでご紹介した3人のうち2人が言っていたのは、「夜のうちに次の日のスケジュールを立てておく」ということでした。

次の日のスケジュールを夜のうちに作っておくことで、いざ寝ようとしてから明日やらないといけないことを次々思い出して眠れないという状況に陥らずに済みますし、タスクの漏れもなくなります。さらに、スケジュールが決まっていると朝早く起きる理由が明確になって朝もすっきり起きられるのだそう。

筆者も話を聞いてから実践していますが、本当に「アレやらなきゃいけないんだった」と、朝すっきり起きられるようになったのです。1時間ごとのスケジュールを手帳に書き出しておき、マストなタスクには特に◎をつけて整理していますが、そうすると物事の優先順位が明確になって集中してタスクに取り組むことができるようになります。本当にオススメなのでぜひお試しください。

まとめ

いかがでしたか。今回は3人の働くママに話を聞くことができたのですが、みんな毎日の暮らしに工夫をしていて、働きながらの子育ては本当に大変だなと感じました。夫婦でバランス良く分担できるといいのですが、そうはいかない家庭もあるようです。うまく時短テクを使って少しでも生活にゆとりを持って暮らしてほしいものですね。

大塚 ちえ