2. イオン(8267)の株主優待「オーナーズカード」でうけられる特典まとめ

次にイオンの株主優待制度がどのように変わるのか、具体的な内容を確認していきましょう。

2.1 イオン「オーナーズカード」の優待特典を詳しく解説

イオンの株主になると「イオン株主様ご優待カード(通称:オーナーズカード)」がもらえます。このカードには、大きく分けて3つの特典が用意されています。

特典①:利用額に応じたキャッシュバック

オーナーズカードを提示し、対象の支払い方法(現金、WAON、イオンマークのクレジットカード、イオン商品券、イオンギフトカード)で支払うと、保有する株式数に応じた返金率で半期ごとにキャッシュバックが適用されます。ただし、一部専門店では現金での支払いが条件となるケースもあります。

  • 100株以上199株以下:1%(2026年2月から新設)
  • 200株以上299株以下:2%(2026年2月から新設)
  • 300株以上1499株以下:3%
  • 1500株以上2999株以下:4%
  • 3000株以上8999株以下:5%
  • 9000株以上:7%

今回の株式分割を機にキャッシュバック制度が見直され、2026年2月の基準日以降は、新たに100株から199株で1%、200株から299株で2%の還元率が加わります。

キャッシュバックの対象となるお買い物上限額は、家族カードの利用分と合算して、半年間で100万円までとなっています。

特典②:「お客さま感謝デー」では割引とキャッシュバックの二重取りも

毎月20日・30日に実施される「お客さま感謝デー」では、さらに特典が受けられます。

イオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンターといった対象店舗にてオーナーズカードを提示し、所定の方法で決済することで、「お客さま感謝デーの5%割引」とキャッシュバック特典の両方を適用できます。

特典③:グループ店舗で使える割引・優待料金

イオンイーハート、イオンシネマ、メガスポーツ、イオンペットなど、対象のグループ店舗では、会計の際にオーナーズカードを提示すると、その場で割引や優待料金が適用される特典があります。特にイオンシネマと飲食店についてみてみましょう。

  • イオンシネマ
    • 映画の鑑賞料金が大人・大学生一律1000円、高校生以下一律800円になります
    • オーナーズカード1枚につき、「ポップコーン(Sサイズ)」または「ドリンク(Sサイズ)」の無料引換券が提供されます
  • 飲食店
    • 「おひつごはん四六時中」「天ぷら和食処四六時中」「ごはん処四六時中」「軽食甘味処四六時中」「ごはんCafé四六時中」「SANUKI TERRACE」で10%割引

※いずれも適用となる条件など詳細は公式サイトをご確認ください。

注意点として、これらの店舗での利用はキャッシュバック特典の対象外です。また、特典の適用にはオーナーズカードの提示やアプリ版オーナーズカード(iAEONの会員コード)などが求められるため、忘れずに持っていくようにしましょう。

利用できる店舗や支払い方法の詳しい情報については、公式サイトで確認することをおすすめします。

3年以上の長期保有株主にはイオンギフトカードの特典も

オーナーズカードの特典とは別に、株式を長期間保有している株主を対象とした優待制度も設けられています。

毎年2月末の時点で3年以上継続して株式を保有しており、なおかつ保有株数が条件を満たす株主には、イオンギフトカードが贈られます。今回の制度変更により、「1500株以上2999株以下」の区分が新設されています。

  • 1500株以上2999株以下:1000円分(新設)
  • 3000株以上5999株以下:2000円分
  • 6000株以上8999株以下:4000円分
  • 9000株以上14999株以下:6000円分
  • 15000株以上:1万円分

3. 次の権利付最終日は2026年8月27日(木)

株主優待を受けるためには、権利確定日である2月末と8月末の株主名簿に、100株以上の株主として名前が記載されていなければなりません。なお、長期保有株主優待の権利確定日は、年に一度、2月末のみとなります。

優待の権利を取得するには、各権利確定日に対応する権利付最終日までに株式を購入しておくことが必要です。2026年の権利付最終日は2026年8月27日(木)です。

この記事ではイオンの株価や株主優待について紹介しましたが、実際に投資を検討する際には、配当金の情報や企業の業績といった他の要素も総合的に確認することをおすすめします。

株式投資には株価が変動するリスクが伴うため、ご自身の判断のもと、リスク許容度に応じた運用を心がけてみてはいかがでしょうか。

3.1 免責事項

  • 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
  • 株主優待の内容や条件などは変更される可能性があるため、必ず公式サイトでご確認ください。

参考資料

宮野 茉莉子