4. なぜ「公的年金」と「私的年金」の組み合わせが大切なのか
公的年金は老後の生活を支える柱となる収入源ですが、その金額だけで生活費をすべてまかなえるとは限りません。
国民年金のみに加入している場合、満額でも月額は7万円程度です。
また、厚生年金を受給している人でも、月額15万円に満たないケースが半数以上を占めているのが現状です。
このような状況から、近年では私的年金の重要性が増しています。
iDeCo(個人型確定拠出年金)や企業型DCは、自分で資金を積み立てて老後に備える制度であり、公的年金を補う役割を担います。
制度改正によって加入条件や拠出の柔軟性も見直され、より多くの人が利用しやすい環境が整ってきています。
老後の家計を安定させるためには、公的年金だけに頼るのではなく、私的年金を活用して複数の収入源を確保することが重要です。
2025年6月には年金制度改正によって私的年金の見直しが行われました。
次の章では、この私的年金の見直し内容について見ていきましょう。
著者
一種外務員資格(証券外務員一種)、保険募集人資格などを保有。福岡女学院大学人文学部英語学科卒業後、日本郵便株式会社にてリテール営業に従事。投資信託や生命保険の販売では商品分析を得意とし、豊富な商品知識を持つ。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、Instagramを中心に、SNSにて資産運用のはじめ方や資産形成のコツについて積極的に情報発信をしている。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。はたらく世代のお金の悩みに徹底的に寄り添う姿勢で顧客からの信頼も厚く、Yahoo!ニュース経済カテゴリーでアクセスランキング1位なども達成。
監修者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)