1. 2026年5月発行の個人向け国債、最新の適用金利はどのくらい?
今月発行される個人向け国債の金利は、変動10年が1.67%、固定5年が1.89%、固定3年が1.57%に設定されました。
長期金利の変動に応じて半年ごとに金利が見直される変動10年は、今後の金利上昇局面にも柔軟に対応できる点が魅力です。
一方で、あらかじめ将来の受取利息を確定させたい方には、固定5年の1.89%や固定3年の1.57%という高い水準の金利が魅力的な選択肢となります。ご自身の投資期間や将来の金利予測に合わせて、最適なタイプを選ぶことが運用の成果を高める鍵です。
1.1 定期預金と比較してわかる手取り利息の差
現在のメガバンクにおける定期預金金利は、3年が0.6%、5年が0.7%、10年が0.9%となっており、個人向け国債と比較するとその差は歴然です。
例えば3年固定で比較した場合、メガバンクの0.6%に対して個人向け国債は1.57%と、2倍以上の金利差が生じています。
5年固定においてもメガバンクの0.7%に対して国債は1.89%となっており、預け先を変えるだけで得られる利息に大きな開きが出ます。まとまった資金をただ銀行に眠らせておくのは、機会損失につながる可能性が高いと言わざるを得ません。
具体的な手取り利息で考えると、100万円を5年間預けた場合の差額は数万円規模になり、資産形成のスピードに明確な違いが現れます。税引後の利息を考慮しても個人向け国債の優位性は動かず、安全性を重視する資産の預け先として非常に強力な選択肢です。
著者
LIMO編集部銀行出身者チームは株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、メガバンクや地方銀行などの大手金融機関にて、資産運用相談や融資業務の経験を積んだ「元銀行員」の編集者が中心となり構成されている、金融専門のライティングチームです。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍しています。
LIMO編集部銀行出身者チームには株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)出身の石津大希など、資産運用アドバイザーとしての実務経験を有する編集者が在籍しており、各編集者がファイナンシャル・プランナー(FP)として、シニア層から富裕層まで幅広い層の相談に対応してきた点が強みです。
金融機関での勤務経験年数はチーム合計で20年超。表彰歴を持つ編集者も多数在籍しています。国税庁や金融庁など官公庁の公開情報をもとに、豊富な経験と知識を有するプロフェッショナル集団が、読者に正確で実践的な情報をお届けします。
【主な取り扱いテーマ】厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修を行っています。(最新更新日:2026年1月9日)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】