「女の癖に生意気だ」
「簿記の資格を持っているのにこんな仕事もできないのか」
「社歴が長いのに、何も知らないんだな」

人権侵害に当てはまるのではないか…というぐらい、怒鳴り散らしていました。他の人が見かねて、B課長の話を止めようとするものの、なかなか言うことを聞きません。事件が起こったのは、B課長が怒って30分経過した時…。なんと、その女性スタッフは気を失ってしまい、机の上に倒れ込んでしまったのです。

女性を救護する他の社員を横目に、呆然としてしまうB課長。結果、法務部に報告されて、B課長は社内でパワハラ認定されました。社内で他従業員への聞き取り調査をしたところ、スタッフを泣かせたり、罵詈雑言を浴びせたりして、スタッフを退職に追い込んだ事例もあったことが発覚。これが決め手となり、子会社への異動が命じられました。後日、奥さまがB課長と一緒に、会社で謝る姿を見た時は、心が傷みました。

宅急便の倉庫で日雇いスタッフをいじめるC課長

最後は、職がない時に日雇いスタッフとして働いていた、倉庫業務での出来事です。その倉庫には、横柄な態度をとることで有名なC課長がいました。気に食わないことがあれば、日雇いスタッフや荷物を蹴ったり、社員に八つ当たりしたりするなど、暴れている印象が強かったです。私も、日雇いスタッフとして我慢をしながら働いていました。いつも通り、昼休憩をとっていると、私のもとに「C課長にいじめられて辛い」と、一人の日雇いスタッフDさんが話しかけてきました。