最近は結納を行わず、結婚式前に両家顔合わせの食事会を開くカップルが増えています。結納の前に、結納や結婚式の相談を兼ねて行われるケースもあります。子どもたちにとって大切な場ですが、これは両親にとっても大切な場。

これから自分の子どもにとって家族になる人たちに会う、初めての場です。どのような人なのか見極めることはもちろん、相手方に失礼になることのないよう事前に気を付けるべきことを確認して臨みましょう!

1. 余計な口出しをしないこと

食事会の場所や日時などについては、基本的に結婚をする当人たちがセッティングをします。日時の希望や食事の好き嫌いの有無などは素直に伝えても構いませんが、「絶対にこのお店じゃないと嫌だ!」とか「こんな安いお店で相手のご両親は大丈夫?」など余計な口出しはしないようにしましょう。

2. 礼儀作法を守ること

基本的なことですが、とても重要なこと。レストランや旅館などでの食事の作法からスタッフへの言葉遣いなど、相手方に嫌な思いをさせることのないよう最低限の礼儀をわきまえた行動するようにしましょう。一般的に、基本的な作法さえ守っていればそこまで細かい作法は求められないことが多いです。不安な方は事前に本やネットで確認してから臨むようにしてください。

もちろん、遅刻もご法度です。会場の場所と移動手段を事前に確認し、開始時間には余裕をもって到着できるようにしましょう。やむを得ず遅刻をする場合は適時子どもへ連絡をし、相手のご両親に不信感を与えることのないようにしてください。

3. 場に適した服装を選ぶこと

当日の服装は、食事会の場所に適した装いをするようにしましょう。レストランや結婚式場での食事会の場合、フォーマル過ぎずカジュアル過ぎない服装を選ぶと良いでしょう。両家揃っての記念撮影を行う場合もありますので、そのことも考慮した服装を選ぶとベストです。男性はスーツ、女性はワンピースなどが無難です。

4. 手土産を用意すること

両家の両親共に手土産を持参し交換するケースが多くあります。事前に子どもに手土産が必要かどうか確認をするようにしましょう。

手土産の内容は、日持ちする菓子折りが一般的。遠方から参加する場合、地元の特産品などでも良いでしょう。生ものや重いものは避け、相手が持ち帰る際に邪魔にならないものを選びましょう。

5. お酒を飲みすぎないこと