4. まとめ|年金制度を正しく理解し、老後資金の準備につなげよう

2026年度は厚生年金のモデル年金額が増額改定となり、「標準的な夫婦世帯」では月額23万7279円となりました。ただし、実際の受給額は加入期間や現役時代の収入によって大きく異なり、月30万円以上を受け取る人は一部に限られます。

また、年金制度については、「将来は破綻する」「保険料負担だけ増える」といった不安の声もありますが、制度には財政検証や給付調整の仕組みが組み込まれています。正しい知識を持つことで、過度に悲観せず現実的な老後設計を考えやすくなるでしょう。

老後の生活を支えるのは、公的年金だけではありません。貯蓄や就労、資産形成なども含めて、複数の収入源を意識することが重要です。

6月は年金額改定通知書が届く時期でもあります。自身の受給見込み額や働き方、将来の家計を改めて確認する機会として活用してみてはいかがでしょうか。

参考資料

齊藤 慧