近年、「フラリーマン」が増加傾向にあり、注目を集めています。仕事が早く終わってもなかなか家に帰ってこないでふらふらとしているフラリーマンですが、妻からすると時間があるならば早く帰ってきて子どもの面倒をみたり家事を手伝ったりしてほしいと思う方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、フラリーマンの主な心情、対処法についてまとめました。
フラリーマンとは?
フラリーマンは造語
フラリーマンとは2007年に出版された『「上司が読める」と面白い』(PHP文庫、著:渋谷昌三)という本の中で使われた造語であり、「家のことなどは気にせずすごした結果、居場所を失ってしまい帰らずふらふらとしているサラリーマン」という意味の言葉です。
しかし、最近は労働環境の変化もあり「残業はなくなったけれども、ふらふらとしているサラリーマン」という意味でも使われることが増えてきました。
フラリーマンが増えた理由とは
フラリーマンになってしまう理由は個人によって異なりますが、近年、定年間際ではなく中年層のフラリーマンが増えてきていると言われています。
その代表的な理由の1つとして、「働き方改革」が挙げられます。2019年4月から順次施行されている働き方改革関連法によって、長時間労働を解消する動きが始まっています。
今まで残業で夜遅くに帰宅していたサラリーマンが定時で帰るとなると、「早く家に帰ったとしてもなにをしていいのかわからない」と悩んでしまい、そのため家に帰らずふらふらとすごしている方も多いようです。