5. 老後資金の必要額は個人で変わる。計画の第一歩は「家計の収支」の把握から

ここまで、65歳以上世帯の平均的な貯蓄額や生活費、年金の支給額について確認してきました。

また、都道府県別の金額を平均で見ても、大きな差が見られました。実際には年金額も、家計の支出も個人差が大きいため、「自分のケース」について確認をする必要があります。

将来の年金見込み額は「ねんきんネット」で確認できます。

支出については、現在の生活費をベースに、退職によって変動する項目(減る支出・増える支出)を考慮して計算すると、より実態に近い数値を把握できるでしょう。その際、税金や社会保険料の支払いも忘れずに含めることが大切です。

上記から月の生活費が赤字か、黒字か、その金額はいくらかみていきましょう。生活費の補填だけで必要な金額とともに、旅行やレジャー、車や家電の買い替え、病気や介護費用、リフォーム費用などもあわせて老後資金の目安を計算してみましょう。

必要額の目安がわかれば、あとはどのような「金融商品」「投資方法(一括投資や積立投資など)」「期間」「金額」で備えていくかを検討することになります。その際にも「自身のリスク許容度」などに合っているかを考え、検討してみてくださいね。

参考資料

宮野 茉莉子