単身世帯の老後不安は強く…4割が老後の備えなし

厚生労働省が2018年に公開した『平成29年簡易生命表』(17年)によると、日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.26歳で、過去最高を記録しました。一方で、長い老後の生活に不安を覚える人も増えています。

今回は世帯人数別に、老後への不安について考えていきます。また老後資金の準備方法についてもご紹介します。

老後を心配していない世帯は少数派

まずは、金融広報中央委員会の『平成30年 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査][単身世帯調査]』(18年)をもとに、「老後の生活に対する不安」の実態についてみていきましょう。

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この調査によると、2人以上世帯で「老後の生活が非常に心配だ」と答えた割合は36.2%、「多少心配」は43.0%でした。合わせて約8割もの世帯が老後の生活に不安を覚えていることがわかります。

一方、単身世帯は「非常に心配」が49.7%で約5割を占めており、老後への不安が強いことがうかがえます。「多少心配」は33.4%となっており、こちらも合わせて8割の世帯が老後への不安を感じているという結果になりました。

老後が心配なのは金融資産が不足しているため

次に、同調査をもとに老後の生活を心配する理由についてみていきましょう。

2人以上世帯では、「年金や保険が十分ではないから」(72.6%)と「十分な金融資産がないから」(69.0%)が不安の2大要因になっていることがわかります。一方、単身世帯では、「十分な金融資産がないから」が最も多く、72.8%を占めました。

金融資産はいくらある?

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