今年に入って、政府による「子連れ出勤」の提案が話題となりました。「乳幼児は母親と一緒にいることが何よりも大事ではないか」という発言もありましたが、違和感を感じた方も多いと思います。
たしかに子連れ出勤できるのならば保育園に入園できなかったり、入園時期まで期間があったりする場合でも出勤できるようになります。しかし、自宅以外の場所で授乳・オムツ替え、泣き出した時のお世話をしながら仕事ができるでしょうか。
子どもは常に見ていないと危険がたくさん起こります。月齢によっては乳幼児突然死症候群(SIDS)などの危険性もあるのです。ふとした瞬間にヒヤッとするのが乳幼児期ですので、実行は難しいのでは、というのが子育て家庭の本音でしょう。
さいごに
子育てに全力をそそいでいると素晴らしいことのように感じます。でもママの身がボロボロになっては本末転倒です。必要に応じて周囲の助けを借りることも考えてみましょう。
育児も仕事も家事も、人に協力してもらっていい、みんなで解決する問題なのだ、という発想が広がることを期待したいですね。
LIMO編集部