子育て中のママたちは、どうしても自分のことは後回しになりがちです。たまに夫や祖父母の協力を得て息抜きしていても、どこか後ろめたい気持ちになることはありませんか。

SNSで息抜きを報告すると「母親のくせに」と責めるコメントが付くこともあります。母親は常に自分を犠牲にして、子育てに専念しなければならないのでしょうか。

『あたしおかあさんだから』や「ママ閉店」が炎上 ママの我慢は当然?

絵本作家ののぶみさんが作詞した『あたしおかあさんだから』という歌に批判が集まり話題となりました。

夜中に遊ぶこと、ライブに行くこと、自分のために服を買うことを我慢しているけれど「おかあさんになれてよかった」という歌詞に、「母親は我慢するものという押し付けがある」という批判が集まりました。また「あなたを産んで我慢ばかり」という歌を子どもに聞かせることに違和感を覚えた方もいたようです。

また、Twitterで「ママ閉店」というフレーズに賛否が集まったこともあります。これは3人の子どもを持つ男性の「妻がたまにママ閉店です、と言い、テレビを見たりスマートフォンをいじったりする」という投稿で、男性はママ閉店を肯定的にとらえているものの、「自分で開店したくせに」「介護の時に手を抜かれても文句言うなよ」などと批判するコメントもつきました。

母親になったら自分のことを後回しにして我慢しなくてはならないのでしょうか。自分のことは後回しで、辛くても我慢して、子育てするのが「いい母親」なのでしょうか。

お母さんに限らず、人間誰しも休まなければ倒れます