春爛漫。園芸店には色鮮やかな花々が並び、ガーデニングの意欲が高まる季節。中でも、春から晩秋にかけて長く花を楽しめるペチュニアは、ぜひこの時期のお庭にお迎えしておきたいお花の一つです。
単品でこんもりと咲かせるのも素敵ですが、他の植物と組み合わせる「寄せ植え」にすると、より一層洗練された空間を演出できます。
そこで今回は、ペチュニアとおおむね同じような環境(日当たり・水やり)を好み、日々のお手入れも比較的しやすい「寄せ植えのパートナー」となる植物を3つ、参考価格とともに紹介します。
- ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト:ふんわりと空間を埋める上品な白
- バコパ:主役を引き立てる可憐な小花
- アイビー(ヘデラ):動きとまとまりを生む万能グリーン
1. ペチュニアの寄せ植えを美しく作る《黄金バランス》
ペチュニアの寄せ植えを美しく保つコツは、生育環境が似ている植物を選ぶことです。
日差しを好み、土の表面が乾いたらたっぷり水を与える、というリズムが同じであれば管理がスムーズになります。また、夏の暑さや蒸れを防ぐために、水はけの良い培養土を選ぶことも長持ちさせるポイントです。
中央のペチュニアでボリュームを出し、隙間をふんわりと埋め、足元に小花、そして鉢の縁から垂れる植物を配置してあげることで、グッと立体感のあるプロのような仕上がりになりますよ。
2. ペチュニアと相性抜群!寄せ植えにおすすめの植物3選
2.1 ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト〜上品な名脇役〜
まるでカスミソウのような、白く繊細な苞(ほう)が美しいユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト。どのような花色とも相性が良く、寄せ植えの隙間をふんわりと埋めてくれる優秀なバイプレーヤーです。
ペチュニアの鮮やかな花色を優しく中和し、全体を上品で涼やかな印象にまとめてくれます。暑さや乾燥にも比較的強く、長く美しい状態を楽しめるのも魅力です。
なお、茎を切ったときに出る白い樹液に触れると肌がかぶれることがあるため、お手入れや寄せ植え作業の際は手袋を着用すると安心ですよ。
※参考価格:500~700円前後(3号ポット苗)
2.2 バコパ〜主役を引き立てる可憐な小花〜
小さな愛らしい花を咲かせながら、横に広がるように育つバコパ。ペチュニアと同じく日当たりと水はけの良い環境を好むため、同じ鉢に植えるのにぴったりの相棒です。
主役であるペチュニアの存在感を邪魔することなく、足元を可憐に彩ってくれます。白、薄紫、ピンクなど優しい色合いが多く、ペチュニアの花色に合わせてコーディネートを楽しめるのも嬉しいポイントです。
ただ、乾燥するとお花が止まりやすいため、水切れにはやや気をつけてあげてくださいね。さらに、バコパもペチュニアも高温多湿による「蒸れ」が少し苦手なため、梅雨から夏にかけては長雨を避け、風通しの良い明るい半日陰へ鉢ごと移動させてあげると、揃って元気に夏越ししやすくなりますよ。
※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
2.3 アイビー(ヘデラ)〜動きを生む万能グリーン〜
寄せ植えに動きと立体感を出したいときに欠かせないのが、常緑つる性植物のアイビーです。鉢の縁から自然に枝垂れるように配置することで、全体のバランスが良くなり、こなれた雰囲気を演出できます。
非常に丈夫で環境への適応力が高いため、日向にも耐えますが、真夏の直射日光は少し苦手です。今回はペチュニアと一緒に、夏場は半日陰になる場所へ移動させてあげると、葉を美しく保てますよ。
斑入りの品種を選べば、葉の美しさで鉢全体をより明るく見せてくれます。
※参考価格の目安:200~400円前後(3号ポット苗)
3. 相性の良い植物でペチュニアの寄せ植えを楽しもう
春から秋にかけて長く花を楽しめるペチュニアですが、適した植物を組み合わせることで、さらに表情豊かなひと鉢を作り上げることができます。
今回ご紹介した「ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト」「バコパ」「アイビー」は、どれもペチュニアの魅力を引き立てつつ、日々のお手入れの手間を増やしにくい植物たちです。
役割の違う植物を組み合わせることで、まとまりのある美しい姿を長くキープできます。なお、主役のペチュニアは次々とお花を咲かせる「肥料食い」なので、開花期間中は定期的に液肥などを与えて栄養をたっぷり補ってあげてくださいね。
ぜひ園芸店に足を運び、お気に入りのペチュニアを見つけたら、これらのパートナーも一緒に迎えて、素敵な寄せ植えを楽しんでみてください。
4. 【ガーデニング豆知識】植木鉢の号数とサイズ一覧
さいごに、植木鉢の号数とサイズも確認しておきましょう。
植木鉢のサイズは直径3㎝刻みです。
- 3号鉢…直径9㎝
- 3.5号鉢…直径10.5㎝
- 4号鉢…直径12㎝
- 5号鉢…直径15㎝
- 6号鉢…直径18㎝
これより大きな鉢も、鉢の号数×3が直径です。
植物に対して植木鉢のサイズが小さすぎると根が詰まり、水や肥料を吸収しづらくなってしまいます。反対に鉢サイズが大きすぎると鉢内の水が乾きにくくなり、根腐れやコバエ発生の原因に。
植え替えの際は、元の鉢サイズよりも1、2号大きいサイズの鉢に植え替えるとよいでしょう。
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