2026年4月13日から19日は「科学技術週間」です。

「科学技術週間」は、科学技術について広く一般の方々が理解と関心を深め、日本の科学技術の振興を図ることを目的として昭和35年2月に制定されました。

毎年4月18日の「発明の日」を含む1週間(月曜日に始まり日曜日に終わる)は「科学技術週間」と定められています。

また、この期間にあわせて文部科学省が毎年発行する「一家に1枚」ポスターは、2005年の第1弾発行から20年以上の歴史を刻んできました。

そこで本記事では、記念すべき20枚目の「世界とつながる“数理”」(2024年度)のポスターについて、その内容を詳しくご紹介します。

なお、このポスターは、理化学研究所数理創造プログラム(iTHEMS)などが携わっています。

※諸先生方の肩書は当時のものになります、現在の肩書と異なる場合があります。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【一家に1枚「世界とつながる“数理”」】数理の歴史に迫るポスターが登場

今回ご紹介するのは「世界とつながる“数理”」ポスターです。

『一家に1枚』シリーズポスターの第20弾である「世界とつながる“数理”」は、多くの人がよく知らない数理について説明するポスターです。

ポスターの見どころについて詳しく解説します。

1.1 「世界とつながる“数理”」ポスターの見どころ①:数理についてわかりやすく解説

ポスターでは、「数理」について詳しく説明しています。

このポスターは、「数学を道具として使うこと」で世界のものごとを理解し答えを出す「数理」がテーマです。

あまり馴染みがない数理が、私たちの生活でどのような形で使われているのか、さまざまなな事例をもとに紹介しています。

概念としては、現実世界のものごとを数や図形の関係で表すと、その数学的な性質を利用して、理解したり答えを出せるのが数理です。

ポスターでは、馴染みがない数理について、イラストなどを使用しながら解説しています。

1.2 「世界とつながる“数理”」ポスターの見どころ②:数理をより詳しく知るために図を使って解説

ポスターでは、「祝日『春分の日』の決め方」、「台風の進路予測」、「人工知能(AI)」、「薬の量と飲む回数」など、数理に関連するさまざまな事例をイラストで紹介しています。

また、「人類と数理」と題して、古代から現代までにどういった形で数理が使われたかを解説。現代につながる60進法の数学や、インターネットの安全と素数などを紹介して、数理を理解できる構成にしています。

そして、数学の世界で活躍する日本人として伊藤清さんを紹介。さらに、「表現と数理」として、図形の性質によるデザインや、数理モデルが作るデザインをイラストや写真で解説しています。

2/4

文部科学省科学技術週間「一家に1枚」

Frame Stock Footage/shutterstock.com

いかがでしたでしょうか。

「世界とつながる“数理”」は、数理について、わかりやすく解説する貴重なポスターです。

ポスターは、文部科学省の「一家に1枚」ホームページからダウンロードできるようになっています。

ぜひ印刷して掲示し、眺めて、学んで、科学のたくさんの魅力を発見してみてください。

2. 【科学技術関係費用】令和8年度の科学技術関係予算は約6兆3332億円

内閣府科学技術・イノベーション推進事務局が2026年3月に公表した「科学技術関係予算令和8年度当初予算案令和7年度補正予算の概要について」によると、令和8年度の科学技術関係予算は、約6兆3332億円で、前年度比で約25.3%増加しています。

また、科学技術予算の過去の推移を見ると、基本計画の投資規模は約30兆円の範囲で推移し、実績額はそれを上回る約43兆6千億円に達しています。

現在を含む、第7期の投資期間中においては、予算額が大きく増加し、長期的な投資計画に基づく支出が進められています。

参考資料

LIMO編集部