2026年4月13日から19日は「科学技術週間」です。
「科学技術週間」は、科学技術について広く一般の方々が理解と関心を深め、日本の科学技術の振興を図ることを目的として昭和35年2月に制定されました。
毎年4月18日の「発明の日」を含む1週間(月曜日に始まり日曜日に終わる)は「科学技術週間」と定められています。
また、この期間にあわせて文部科学省が毎年発行する「一家に1枚」ポスターは、2005年の第1弾発行から20年以上の歴史を刻んできました。
そこで本記事では、記念すべき18枚目の「ガラス 〜人類と歩んできた万能材料〜」(2022年度)のポスターについて、その内容を詳しくご紹介します。
なお、このポスターは、公益社団法人日本セラミックス協会、国際ガラス年日本実行委員会などが携わっています。
※諸先生方の肩書は当時のものになります、現在の肩書と異なる場合があります。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【一家に1枚「ガラス 〜人類と歩んできた万能材料〜」】ガラスの歴史に迫るポスターが登場
今回ご紹介するのは「ガラス 〜人類と歩んできた万能材料〜」ポスターです。
『一家に1枚』シリーズポスターの第18弾である「ガラス 〜人類と歩んできた万能材料〜」は、なじみが深いガラスについて説明するポスターです。
ポスターの見どころについて詳しく解説します。
1.1 「ガラス 〜人類と歩んできた万能材料〜」ポスターの見どころ①:ガラスについてわかりやすく解説
ポスターでは、「ガラス」について詳しく説明しています。
ガラスは、太古の昔から現代まで人類と一緒に進歩しながら、文化・芸術・生活・医療・科学・技術の分野の発展を支えてきました。
ポスターが作られた2022年は、国連の国際ガラス年です。
記念すべき年にポスターが制作され、ガラスの存在と重要性を学べるものになっています。
ポスターでは、「ガラスと私たちのくらし」や「ガラスとは?」といったコラムで、ガラスの進化してきた歴史を紹介。また、意外なガラス製品などを写真付きで紹介しています。
1.2 「ガラス 〜人類と歩んできた万能材料〜」ポスターの見どころ②:ガラスをより詳しく知るために写真や図を使って解説
さらに、ポスターでは「文化・芸術を支える」「生活・医療を支える」「科学・技術を支える」という観点から、さまざまな場面で利用されているガラスを写真付きで公開。
「文化・芸術を支える」では、ガラス工芸、装飾、ステンドグラスなど、芸術分野でも重要な素材としてのガラスを紹介しています。
「生活・医療を支える」では、窓ガラス、食器、医療機器、日常生活や医療現場で使われるガラスを解説。「科学・技術を支える」では、光ファイバー、半導体、レンズなど、最先端の科学技術に不可欠なガラスを紹介しています。
また、公式サイトではノーベル賞に関わるガラスを公開。さまざまな分野で、われわれの生活にガラスが役立っていることがわかります。
そして、「みんなで考えよう、よりよい未来」というコラムでは、ガラスは持続可能な社会に貢献する素材だとして、環境や資源の問題を考えながら、よりよい未来をつくるために活用するべきだと提言しています。
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yurakrasil/shutterstock.com
いかがでしたでしょうか。
「ガラス 〜人類と歩んできた万能材料〜」は、われわれになじみが深いガラスについて、わかりやすく解説する貴重なポスターです。
ポスターは、文部科学省の「一家に1枚」ホームページからダウンロードできるようになっています。
ぜひ印刷して掲示し、眺めて、学んで、科学のたくさんの魅力を発見してみてください。
2. 【科学技術関係費用】令和8年度の科学技術関係予算は約6兆3332億円
内閣府科学技術・イノベーション推進事務局が2026年3月に公表した「科学技術関係予算令和8年度当初予算案令和7年度補正予算の概要について」によると、令和8年度の科学技術関係予算は、約6兆3332億円で、前年度比で約25.3%増加しています。
また、科学技術予算の過去の推移を見ると、基本計画の投資規模は約30兆円の範囲で推移し、実績額はそれを上回る約43兆6千億円に達しています。
現在を含む、第7期の投資期間中においては、予算額が大きく増加し、長期的な投資計画に基づく支出が進められています。
参考資料
- 文部科学省 科学技術週間「一家に1枚」
- 内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局「科学技術関係予算令和8年度当初予算案令和7年度補正予算の概要について」
- 文部科学省「「一家に1枚 元素周期表」の製作について」(平成17年3月25日)
- 理化学研究所「一家に1枚シリーズポスター」
- 科学技術振興機構 サイエンスポータル「【コラム】来年20周年を迎える学習資料「一家に1枚」とは」
LIMO編集部