2. 給与から天引きされる保険料や税金

給与は、額面金額がそのまま支給されるわけではなく、実際に口座に振り込まれるのは、社会保険料や税金が控除された「手取り額」です。

額面金額から天引きされる項目について確認しておきましょう。

2.1 健康保険料

健康保険は、会社員やその扶養家族が加入する公的医療保険です。

保険料は会社と本人が折半して支払います。保険料を支払うことで、医療費の自己負担割合が3割に軽減されるほか、所定の要件を満たした場合、傷病手当金や出産育児一時金などの給付も受けられます。

2.2 厚生年金保険料

厚生年金は、原則として65歳から老齢厚生年金が支給開始となる年金制度です。

保険料は健康保険料と同様に、会社と本人が折半して支払います。老後の年金だけでなく、所定の要件を満たした場合、障害年金や遺族年金の給付も受けられます。

2.3 雇用保険料

雇用保険は、労働者の生活の安定や就職促進のために、失業給付金や教育訓練給付金が交付される制度です。

保険料率は業種によって異なり、本人の負担分よりも会社負担分の方が若干高く設定されています。

2.4 介護保険料(40歳~)

介護保険は、介護を必要とする高齢者を社会全体で支える制度です。

40歳以上が加入し、万が一介護が必要になった際に、自己負担割合が原則1〜3割で介護サービスを利用できます。