乾燥に強い多肉植物やグラス類、低木などを使い、砂漠や荒野のようなワイルドな造形美を楽しむドライガーデン。石や砂利を組み合わせて自然の風景を再現し、洗練された癒やしの空間を演出します。

水やりの頻度が少なくて済むため、ローメンテで持続可能なガーデンスタイルともいえるでしょう。今回は乾燥に強くドライガーデンにおすすめの植物を、参考価格とともに紹介します。

記事最後には、ローメンテな庭としてのドライガーデンのメリットについてもお伝えしますので、さっそく見ていきましょう。

1. この記事で紹介する「乾燥に強い植物でローメンテなドライガーデン」にまつわるあれこれ

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岩の上に這うように伸びたローズマリー

Hecos/shutterstock.com

  • 植えっぱなしでローメンテ!ドライガーデンにおすすめの乾燥に強い植物5選
  • ドライガーデンの3つのメリット

2. 植えっぱなしでローメンテ!ドライガーデンにおすすめの乾燥に強い植物5選

2.1 ユッカ・ロストラータ

暑さにも寒さにも強い「ユッカ・ロストラータ」2/10

鋭く細い葉を放射線状に広げたユッカ・ロストラータ

Joe Kuis/shutterstock.com

インパクトのある樹形で、ドライガーデンの主役に最適なユッカ・ロストラータ。放射状に広がる鋭く細い葉は、光の当たり方で神秘的な輝きを放ちます。

耐暑性・耐寒性ともに強く、生長が緩やかで樹形が崩れにくいため、剪定や植え替えの手間がほとんどかかりません。

※参考価格:2000円~4000円前後(4号ポット苗)

2.2 ラベンダー

柔らかな色彩と香りをもたらす「ラベンダー」3/10

青紫のラベンダーの花々

tamu1500/shutterstock.com

ラベンダーは爽やかな香りと気品ある紫色の花穂が魅力のハーブ。石や砂で無機質になりがちなドライガーデンに、柔らかな色彩と香りをもたらします。

さまざまな品種があり、なかでも「グロッソ」などのラバンディン系は暑さや寒さに強く、日本の気候でも育てやすいのでおすすめです。

品種によって耐暑性や耐寒性が異なるため、お住まいの地域の気候に合った品種を選びましょう。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

2.3 ローズマリー

強健で乾燥に強い「ローズマリー」4/10

薄紫の花を咲かせている、ローズマリー

nnattalli/shutterstock.com

強健で乾燥や痩せ地でも力強く育つローズマリー。冬から春にかけて青や紫の可憐な花が咲き、葉に触れるとスパイシーで清涼感のある香りが漂います。

立ち性とほふく性があり、自由にレイアウトできるのも魅力です。

※参考価格:300円~900円前後(3号ポット苗)

2.4 セダム

ドライガーデンを彩る「セダム」5/10

黄色い小花を咲かせているセダム

Lakschmi/shutterstock.com

セダムは葉の色や形のバリエーションが豊かな多肉植物。地面をはうように広がる品種は、ドライガーデンの足元を彩るグランドカバーとして最適です。

メキシコマンネングサやマルバマンネングサ、キリンソウ、ミセバヤなどは小さな星形の花を一面に咲かせる姿も愛らしく、ドライガーデンに彩りを添えます。

葉や花の色・形や適した環境も品種によって異なるため、植え付け場所の環境や好みに合わせて選びましょう。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

2.5 ユーフォルビア・ミルシニテス

個性的な花姿が目を惹く「ユーフォルビア・ミルシニテス」6/10

ライムグリーンのユーフォルビアの花

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独特のフォルムと、個性的な花の形が魅力のユーフォルビア・ミルシニテス。エキゾチックでモダンな雰囲気があり、ドライガーデンを洗練された空間にしてくれます。

春から初夏にかけて咲く花を楽しんだあとは、花茎を根元から切り取りましょう。茎や葉の切り口から出る白い液でかぶれることがあるため、お手入れの際は手袋をすると安心です。

※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)

3. ドライガーデンの3つのメリット

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植物で彩られたロックガーデン

MEDIAIMAG/shutterstock.com

3.1 水やりの手間を減らせる

ドライガーデンの主役となる植物たちは、もともと乾燥した過酷な環境に自生しているため、葉や根に水分を蓄える能力を持っています。一度根付けば、基本的には自然の降雨だけで十分に生育可能。

毎日の水やりから解放され、真夏の水切れを心配しなくてもよいので、旅行などで家を空ける際も安心です。

3.2 砂利や石のマルチングで雑草対策にも

ドライガーデンは植物の周囲を砂利や石、バークチップなどでマルチングするのが基本のスタイル。地面に直接日光が当たらないため、雑草の種が発芽しにくくなり、草抜きの手間を削減できます。

また、マルチ材が泥はねを防いで病気を予防するだけでなく、土壌の急激な温度変化や乾燥も和らげてくれます。景観としての美しさを保ちながら、庭を清潔に維持できる機能性も魅力的です。

3.3 植え替えの頻度が少なく、植えっぱなしOK

ドライガーデンに選ばれる多肉植物や低木は、一般的に丈夫な性質を持っています。季節ごとに植え替えが必要な一年草とは異なり、一度植えれば何年もその姿を保ち続けてくれるでしょう。

時を重ねるごとに植物が周囲の石や景色に馴染み、手間をかけなくても自然な味わいが増していきます。

4. ドライガーデンは環境に優しく心にゆとりをもたらす新しい庭づくり

ドライガーデンは水やりを最小限に抑え、自然の循環に任せながら、植物の造形美を堪能できるのが魅力。ガーデナーの負担を減らすだけでなく、地球環境にも寄り添った優しい庭づくりの形です。

日々の忙しさに追われる中、ふと庭に目を向ければ、たくましく生きる植物たちが季節の移ろいを教えてくれます。無理なく続けられるドライガーデンで、暮らしに心地よいゆとりを取り入れてみませんか。

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