6月15日は年金支給日です。ただし、年金受給額は人によって大きく異なります。

では、国民年金と厚生年金を合計で一度に「60万円(月額30万円)以上」もらっている人は、どのくらいいるのでしょうか。

本記事では、厚生労働省の公表データをもとに、年金受給額の分布を紹介します。

また、現役時代の平均年収別に見た目安の年金額も解説するので、老後の生活について考える際の参考にしてください。

1. 日本の公的年金は2階建て!

日本の公的年金制度は、「国民年金」と「厚生年金」の2つで成り立っています。

まず、すべての人が加入する基本の年金が「国民年金」です。原則として20歳から60歳まで保険料を納めることで、65歳以降に老齢基礎年金を受け取ることができます。

また、会社員や公務員として働く人は、「厚生年金」にも加入します。厚生年金は国民年金に上乗せされる仕組みであるため、会社勤めの経験がある人は、老後に「国民年金」と「厚生年金」の両方の受給が可能です。

一方で、自営業者やフリーランス、専業主婦(夫)など、厚生年金に加入していない人は、受け取れる年金は国民年金のみとなります。

このように、厚生年金に加入しているかどうかによって、将来受け取れる年金額に大きな差が生まれる仕組みです。