5. まとめにかえて
今回は、年金生活者支援給付金について詳しく説明しました。年金生活者支援給付金は、年金収入やその他の所得が一定の基準以下の方を対象にした公的な支援制度です。
対象者には、月額5450円もしくは6813円の給付金が、年金に上乗せして受け取れます。ただし、この給付金は対象者宛てに届いた案内に沿って請求手続きを行わなければ給付金を受け取ることはできません。
請求漏れがないよう、対象者の方は速やかに請求手続きをおこないましょう。また、給付金の対象者に該当しなかったけれど年金生活が苦しいという方は、FPやIFAなどにお金の相談をするのも一案です。
今は、無料で家計の見直しや今手元にあるお金の上手な活用方法について相談できるところがたくさんあります。昨今は物価高の影響で、ただ預貯金にお金を預けていても増える時代ではありません。
もしこのまま物価高が続いた場合、お金の価値はどんどん下がっていきます。物価が上がればその分支出も増えるため、貯金の減りが早くなるからです。今後、物価高が続いたとしてもなんとか対応できるために、今のうちから資産を少しでも増やす努力というのは大事です。
ただし、FPやIFAに相談するにしても「だれに相談するか」というのも重要です。中には、手数料目当てで相談者の方に寄り添った相談をしてくれない場合もあるかもしれません。FPやIFAを探す際は、その人の経歴や実績などを確認した上で信頼できる人かどうか見極めましょう。
参考資料
- 日本年金機構「令和7年4月分からの年金額をお知らせする「年金額改定通知書」、「年金振込通知書」の発送を行います」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)が届いた方へ」
- 日本年金機構「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金の概要」
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度について」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金」
- 日本年金機構「老齢基礎年金を新規に請求される方の請求手続きの流れ」
- 日本年金機構「個人の方の電子申請(年金生活者支援給付金請求書)」
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」II 各種世帯の所得等の状況
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」用語の説明
鶴田 綾