春の柔らかな日差しが心地よく感じられ、本格的なガーデニングシーズンの到来です。
庭の植物たちも次々と芽吹き始め、土いじりが楽しい時期になりました。一方で、建物の陰や北向きのスペースなど、日当たりが控えめな場所の植物選びに悩むことはありませんか。
そんな「シェードガーデン」こそ、葉の美しい植物や可憐な花を組み合わせることで、落ち着きのある洗練された空間を演出できます。今回は、日陰の庭をセンスよく彩るおすすめの植物を、参考価格とともにご紹介します。
1. この記事で紹介する「日陰の庭を彩る美しい多年草」
ティアレラ1/8
COULANGES/shutterstock.com
- ヒューケラ:多彩な葉色が魅力的な、カラーリーフプランツの代表格。
- ティアレラ:線香花火のような繊細な花が庭をふんわりと彩る多年草。
- ブルンネラ:忘れな草に似た青い小花と、シルバーリーフの対比が美しい植物。
2. シェードガーデンがおしゃれに華やぐ!日陰の庭を彩る〈美しい多年草3選〉
日陰の庭では、花だけでなく葉の色や質感を重視して選ぶのがセンスアップのポイント。
シックな色合いや明るい斑入りの葉を取り入れることで、空間全体に奥行きが生まれ、ぐっと洗練された彩りを添えることができます。
2.1 ヒューケラ:多彩な葉色で庭をシックに彩るカラーリーフの代表格
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Gratysanna/istockphoto.com
半日陰の庭に欠かせないカラーリーフプランツとして、園芸店でもよく見かけるヒューケラ。赤紫やキャラメル色、ライムグリーンなど多彩な葉色が揃い、いくつか組み合わせて植えるだけでシェードガーデンがぐっとシックで洗練された印象になります。
5月から7月にかけては、すっと伸びた茎の先に咲く小花も楽しめます。夏の強い直射日光は葉焼けの原因になるため、明るい半日陰で育てるのがおすすめです。
※参考価格:500~800円前後(3号ポット苗)
2.2 ティアレラ:線香花火のような繊細な花が可愛らしい多年草
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春から初夏にかけて、線香花火のようにふんわりとした繊細な小花を咲かせるティアレラ。常緑性の多年草で、モミジのような愛らしい形の葉も美しく、花がない時期でもカラーリーフとして長く目を楽しませてくれます。
少し高さが出るため、他の植物と高低差をつけたいときにも重宝します。乾燥がやや苦手なため、適度な湿り気のある場所で育てるのが適しています。
※参考価格:600~1200円(3号ポット苗)
2.3 ブルンネラ:澄んだ青い小花とシルバーリーフの対比が美しい植物
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春に咲く澄んだブルーの小花と、大きな葉のコントラストが目を引くブルンネラ。特に葉に網目状のシルバーの模様が入る品種は、薄暗いシェードガーデンをぱっと明るく、スタイリッシュに見せてくれます。
耐寒性に優れていますが、夏の高温多湿は苦手なため、直射日光を避けた風通しの良い涼しい半日陰で管理すると安心です。
※参考価格:600~1000円前後(3号ポット苗)
3. まとめ
日当たりが少ない場所は、一見するとガーデニングに向いていないように思えるかもしれません。
しかし、日陰や半日陰の環境が合えば生き生きと育つ植物を上手に選ぶことで、直射日光が当たる庭とは一味違う、しっとりとした上品な景観を作ることができます。
葉の色合いの組み合わせや、花を咲かせるタイミングを工夫すれば、シェードガーデンはもっと魅力的な空間になります。
春の園芸シーズン、ぜひご自宅の環境に合った植物を取り入れて、落ち着きのある洗練された庭づくりを楽しんでみてください。
4. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?
日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い5/8
出所:LIMO編集部作成
さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。
- 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
- 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
- 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
- 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。
「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。
可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。
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LIMOガーデニング部