お子さんが中3で高校受験を控えているお父さんお母さん!6月は、学校見学の火蓋が切って落とされるタイミングでもあります。学校見学会は、都立も私立も軒並み電子申請の申込みが必要で、すぐに定員になってしまう人気校もあります。
申込方法を含めた学校見学会のチェックポイントを、現在中3受験生の母且つ、経験者(長女は都立高校生2年生)がお知らせします。
都立高校の入試イベントの電子申請、ココに気を付けて!
学校見学会など受験生向けのイベントは、電子申請で申込みするものが多くあります。電子申請の申込みは、時間を問わずいつでもできる反面、しっかり項目を確認して申込完了できたかどうか?を確認する必要があります。
筆者は念のため、申込完了のメールはプリントアウトして行っています。メールの履歴を探してもなかなか出てこなくて慌てたり、電源が切れた、スマホを忘れた!という事態も考えられたりするからです。実際、おととしの長女の学校見学会の際、申込確認のメールが手元になく(実は手続き完了していなかった)、受付で慌てました。申込者が全員会場に入って席に余りがあったことを確認してから入場できましたが、長女の動揺ぶりはハンパなかったです。それ以後、申込み内容は紙でプリントアウトするようになりました。子供も親も「紙」ならパッと見てすぐわかりますし、安心感も増します。
また、定員があるので、申込も早めが肝心です。定員に達して申込めないのでは、モチベーション下がりますし「そんなにみんなが行きたいイベントなのか・・・行かなくて大丈夫だったのか??」と不安になります。
学校見学会だけでない!体験授業、部活体験、授業公開、学校説明会、それぞれのポイント
受験生向けのイベントは学校見学会だけではありません。どれに行けばどんな情報を得らえるのか?チェックすべきポイントは何か?をまとめてみました。
学校見学会
最初、体育館で学校概要説明があり、学校内をグループに分かれて案内してくれます。
在校生が案内してくれますが、ぜひ質問してみてください。例えば・・購買で売っている昼食で何が美味しいか?聞いてみましょう。長女が見学に行った時には、先導してくれた男子が購買のコロッケバーガーが美味しくてボリュームがあって安い!と教えてくれました。学校生活の一部がわかると、入学後の風景がイメージしやすくなります。旅行に行く前にホテルのサイトを見て妄想にふけるのと同じ感じです。(笑)
体験授業
疑似的に高校の授業が受けられます。先生の雰囲気、話し方をよく見てください。
部活体験
興味のある部活の活動に参加させてもらえます。やりたい部活が決まっている場合、先輩や部活自体の雰囲気がわかる絶好のチャンスです。もし日程が合わない場合は、別日に部活体験をさせてもらうこともできます。実際、長女は部活体験の日程が合わず、個別に学校に連絡を取り、普段の部活の日に体験させてもらいました。案外親切に対応してもらえますし、先輩も覚えてくれますし、顧問の先生との面識もできます。めでたくその学校に入学し入部後、顧問の先生が覚えていてくれて、親子とも楽しく部活生活を送れました。
公開授業
在学中の生徒がどんなふうに授業を受けているか?見られるチャンスです。一番スッピンの学校を見る事が出来ます。ポイントは、寝ている生徒がどれぐらいるか?です。
学校説明会
都立高校の場合、学校説明会でその年度の正確な募集要項(定員など)が発表されます。学校説明会は、毎年10月1日以降です。なぜか?都立高校の情報解禁がその日だからです。なので、その年度の確定した情報は9月30日までの学校紹介イベントでは知ることができません。(ホームページも同様)
「でも情報がなかなかホームページに出ない」とお悩みの親御さん!実は、ウラ技があるのです。
スケジュールがホームページに上がってなくても、電話で問い合わせする
行きたい学校が決まっている人は、その学校の受験生向けのイベントは全部行く!位の気持ちで挑みましょう。ところがそのスケジュールがなかなかホームページに掲載されなくて、親は毎日ホームページをチェックするなんて話は、ざらです。筆者もやっていましたし、他でも結構聞きました。
でもよく考えたら、高2の長女が通う都立高校の年間予定表に学校見学や部活体験の日程が出ているのです。ということは・・・他の学校ももうすでに年度頭にスケジュールは決まっているけどホームページに出ていないだけなんじゃないか?と思ったら、その読みは大当たりでした。
次女は行きたい都立高校が決まっているので電話をして聞いたら、受験生関連のイベントのスケジュールを全部教えてくれました。当たって砕けろ!です。