子育てをしていると、周囲から「育児はこうすべき」「こんなことをしてはダメ」と諭されることも多いもの。アドバイスをもらえるのは嬉しいことですが、それによって母親が精神的に追い詰められるケースも珍しくありません。
そこで今回は、なかなか自分のことを優先できないママたちにお伝えしたい「余裕の生み出し方」についてお伝えします。
正論より余裕を生み出す対策を
「否定的な言葉は控えるべき」「子どもの声にはじっくり耳を傾けて」といったアドバイスをもらっても、実行に移すのはそう簡単ではありません。それは、体も心も余裕がない状態だからです。
では、なぜ親たちの余裕がなくなりつつあるのでしょうか。最も大きい原因として、育児に対する人手不足が考えられます。ワンオペ育児をしている母親をはじめ、育児に時間も体力も奪われている人が増えているのでしょう。
そのような状況で正論の助言をもらっても、うまく実行できず焦ってしまうだけ。無理に正論に従おうとするのではなく、まずは心身の余裕を生み出す方法を探してみましょう。
便利家電に頼るのもアリ
「育児や家事に追われている毎日で、なかなか心身の余裕を生み出せない」という場合は、便利家電に頼るものおすすめです。たとえば、食洗機を用意して食器洗いの30分を自分の時間に充てる、乾燥機能付き洗濯機で天気や時間を気にせず洗濯をするなど。家事の時間を削減できるうえ、家事に対するストレスも和らぐでしょう。
よく「機械に頼るなんて」と否定する声も耳にしますが、その意見を真に受けるのも考えものです。そもそも、かつては洗濯板で衣類を洗っていた時代がありましたが、いまではほとんどの人が洗濯機を使用しています。
今後も、便利な機械がどんどんあふれていくでしょう。だったら、機械をやみくもに拒否する必要はないはず。「新しい機械に頼ってみよう」「ちょっと試してみよう」と、前向きに捉えていきましょう。