3. イオンは「小売業」以外にも強みあり? プロが注目する稼ぎ頭
「イオン=スーパーマーケット」と思っている方が多いかもしれませんが、アナリストの視点は少し異なります。
泉田氏がイオンを分析する際、真っ先に注目するのは「金融事業」と「不動産(ディベロッパー)事業」だといいます。
セグメント別の利益を見てみると、その理由が一目瞭然です。
- GMS(総合スーパー)事業: 営業損失 116億円(赤字)
- 総合金融事業: 営業利益 404億円
- ディベロッパー事業: 営業利益 493億円
なんと、本業と思われがちなスーパー事業(GMS)は赤字である一方、カード事業などの「金融」と、イオンモールを運営する「ディベロッパー」の2事業だけで、グループ全体の利益の大部分を稼ぎ出しているのです。
泉田氏は「イオンは実質的に金融・不動産会社に見える」と語ります。
これらの事業は日本国内だけでなく、中国や東南アジアなどグローバルに展開しており、人口増加が続く成長市場でしっかりと利益を上げている点が、イオンの強みであると分析しています。
