「シッターさんにお願いすると寂しがるのかな」と思ったら、年少から保育園に通っていた長女は、私と離れること、他人であるシッターさんと遊ぶことには全く抵抗がなかったようです。むしろ、しっかりと向き合って遊んでくれるシッターさんの来訪を待ちわびていたようで、シッターさんが到着したら「早くママお出かけしてよ」とせかされました(笑)。
今回は全て同じシッターさんではなく日替わりで様々なシッターさんにお願いしましたが、どの方ともすぐに仲良くなり懐いて遊んでいたようです。
折り紙が得意なシッターさん、ごっこ遊びが上手なシッターさん、公園で体を使った遊びをしてくれるシッターさん、そして散らかった子ども部屋を片付けてくれる神様のようなシッターさんなどなど、毎日色々な刺激を受けることができて本人も私も大満足でした。
私が仕事をする隣でテレビを見せ続けるよりも、よっぽど素晴らしくて充実した日々を送れたと思います。
日頃は公的サポート制度を活用、シッターさんは緊急事態に!
我が家はシッターさんに救われましたが、シッターさんに支払うシッティング費用は安くはありません。今回のように連発すると家計に大打撃です。
もし、事前にお願いすることがわかっている場合は自治体のファミリーサポート制度や、公的学童のスポット利用を活用したほうが費用は非常に低額ですみます。また、急な発熱で保育園や学校を休まなければならない場合も、「病児保育室」を利用すれば、シッターさんほどのお金はかかりません。
ただ、突発的に子どもを預ける必要がある、病児保育室が満員などのケースでは民間シッターさんによるシッティングは非常に助かりますので、「いざという時の頼みの綱」として頭に入れておくといいかもしれません。
ちなみに私は、「こんなにお金がかかることを無償でやってくれる専業主婦(夫)さんは本当にありがたい存在だなあ」と改めて実感しました。
平林 亮子