7. 高額な窓口負担を抑える「限度額適用認定証」

給付金ではありませんが、「本来払わなくていいお金」を抑えるための重要な手続きです。 医療費が高額になる場合、事前に健保組合や協会けんぽに申請し「限度額適用認定証」の交付を受けておけば、病院の窓口での支払いを自己負担限度額までに抑えることができます。 特に70歳以上は所得区分によって限度額が細かく設定されています。入院や手術が決まったら、まずはこの申請を検討しましょう。

8. まとめ

今回ご紹介した給付金や手当の多くには、共通して「申請しないともらえない」「期限を過ぎると遡れないものがある」というルールがあります。

特に「加給年金」のように家族の年齢が関わるものや、「高年齢雇用継続給付」のように給与額の変動が条件となるものは、自分からアンテナを張っていないと見落としがちです。

「自分は対象になるのか?」と少しでも感じたら、最寄りの年金事務所やハローワーク、自治体の窓口へ相談に行きましょう。複雑に見える制度も、専門家の手を借りれば一歩ずつ進めることができます。セーフティーネットを賢く活用し、ゆとりあるシニアライフを築いていきましょう。

参考資料

和田 直子