夫から、嫌味や人格否定に繋がる発言を受けた経験はありませんか?たとえ「たしかに夫のいう通りかも」と感じても、それはモラハラに該当する可能性があります。

しかし、実際にそのような発言をされていても「私はモラハラを受けている」と気がつかないケースも珍しくありません。そこで今回は、モラハラをする人の特徴やその原因をご説明します!

モラハラ夫の特徴

まずは、実際にモラハラを受けた女性の体験談をご紹介しましょう。彼女は普段から、家事も仕事もこなしていたそうです。

それなのに「こんなマズイものは料理じゃない、ゴミだ」と言われたり、「お前って社会不適合者だよな。どうせ仕事もできないだろう」と罵られたり…。最初は「そう言われても仕方ない」と受け止めていたのですが、振り返ってみるとやはり納得できなかったとのことです。

このようなモラハラをする人は、第三者の前ではいい人を演じている特徴があります。家庭内では人格を否定するような発言をしているのに、職場の人や友人などの前ではごく普通に接しているのです。

これは、心のどこかに「こんな発言を聞かれたら困る」という気持ちがあるのでしょう。「普段はいい人だから」とモラハラを片付けてはいけません。

どうしてモラハラをするのか

そもそも、モラハラ夫はどうして相手を傷つけるような発言をしてくるのでしょうか。考えられる原因をいくつかご紹介しましょう。

完璧すぎる親の存在

両親が完璧すぎると、子どもは「親の指示に従っていればうまくいく」と感じてしまう可能性があります。そのため、自分で「これがしたい」と意見を述べる機会が減ってしまう傾向があるのです。

そのような環境で育った人がモラハラをする場合、「言いたいことが言えなかった」という過去の反動が表れているのかもしれません。

自分で責任を取らない

普段から人任せの生活を送っている人は、「自分がどうすればいいか」と考える習慣がなくなってしまいがち。たとえば、「平日は誰かに起こしてもらう」という毎日を過ごしていると「明日起きられなくなるからお酒は控えよう」「遅くとも23時までには寝よう」などの対策を考えなくなってしまうでしょう。

このような責任逃れを繰り返していると、自制心が育まれない状態に陥ってしまうことも。その結果、相手の気持ちを考えずにモラハラをするケースも考えられます。

母親の愛情不足

母親に思う存分甘えられなかった、愛情をたっぷり注いでもらえなかったなどの経験がある人は、「自分は愛されているのか」と不安になりやくなります。幼少期の環境によっては、精神的に不安定な状態だったのかもしれません。

モラハラを受けたら