3. 【還付金詐欺】書類の送付日時を伝える犯人に、被害者がした切り返し

会話はさらに続きます。

今度は書類の送付日時を「11月16日」と具体的に伝えてきます。

犯人(男):あ、左様でございますか。これ、あの、11月の16日にお送りさせてもらったんですが、見落としちゃいましたかね?

被害者:ないですね…ないですね…。

犯人(男):本来であればですね、そちらの書類に、振り込みをご希望する銀行さんとお口座を記入してですね、先週の末までに役所の方に持ってきていただきたかったんですが、まだお返事がなかったので、どうしたのかな、と思って

被害者:まあ、それがなかったから持って行きようがないですよね。

犯人(男):こちら11月の16日にお送りさせてもらってるんですが…。

(以下、音声の乱れ・背景ノイズのような雑音などが入り混じり、会話が不明瞭になる)

【通話終了】

通話は音声の乱れの直後に終了してしまいったため、犯人と被害者との間にどんなやりとりがあったのかはわかりませんが、被害に遭わずに済んだようです。

被害者は終始冷静に応答しているようにも聞こえるため、最初から怪しんでいたのかもしれませんね。

犯人の話に合わせながらも、淡々とした返答を続け、相手のペースに巻き込まれなかった被害者の切り返しは絶妙ともいえるでしょう。

今回の被害者は犯人を見事撃退しましたが、誰もがこのように見事な対処ができるとは限りません。

特に犯人は怪しまれないようにさまざまな言い回しを考えてきますから、「絶対にだまされない」とは誰もいえないでしょう。

普段から「お金が戻ってくる」などのおいしい話はまず怪しむ!という認識をご家族で共有しておくのが望ましいかもしれません。