昨年の夏には街中で見かけない日はないほど、ブームを巻き起こしたスポーツサンダル。王道のブランドを履いていたけど、今年はちょっとヒネリを効かせて、人と被らない一足を手に入れたい。
とはいえ、ただマイナーなのがいいというわけではなく、履き心地やデザインにもこだわりがあって、自分だけの定番になってくれるブランドがいい。そんなリクエストにセレクトショップがお答え。おすすめはこんな4足。
ランナーにも愛される履き心地
今のトレンドにマッチするボリューミーなシルエットで注目を浴びる『HOKA ONEONE』のサンダル。ゴツゴツと強そうな外観に反して、もともとはランニング後の疲労を和らげる「リカバリー」のために作られた一足なので履き心地も抜群です。
自然と足が前に出るように計算されたアウトソールの形状と、マシュマロのような柔らかなフィット感は確実にクセになります。
世界初のフットベッド搭載
日本のシューズブランド『SUICOKE』が手がけるサンダルは、幅広なベルクロのベルトと2本のストラップが存在感抜群。タフなソールの代名詞であるVibram社と共同開発したオリジナルのフットベッドも至上のフィット感で、サンダルにありがちな足の裏の痛みとは無縁です。
ちなみに、Vibram社がアウトソールではなくフットベッドを開発したのは世界初とのこと。見た目も履き心地も、まさに唯一無二です。
プレーンで飽きのこないデザイン
1984年に世界で初めてストラップ付きのスポーツサンダルを開発した『TEVA』のサンダル。黒一色のプレーンなデザインで、軽さとクッション性に優れたオリジナルソール「フロートライトTM」も搭載した、デイリーユースにふさわしい仕上がりです。
足首までしっかりとホールドしてくれる造りのおかげで、靴擦れを起こす心配もなし。飽きが来にくく、長く着用できる一足をお探しの方はどうぞ。
ユニークなのは見た目のみならず
「オーソドックスより、とにかく目立てる一足がいい!」という方にはこちら。日本発『alfredoBANNISTER』が手がける、革靴とサンダルの中間のような、一風変わったデザインのサンダルです。
サメの歯のような形状のシャークソールは見た目のインパクトはもちろん、優れたグリップ力にも貢献。足首を固定するベルトのバックルには一流ロードレーサーのヘルメットにも用いられる、ドイツのフィドロック社製のものを採用。見た目にも機能性にも、つい語りたくなる魅力があります。
あとがき
探せば探すほど魅力的でこだわりのあるブランドが見つかるもの。ぜひ王道に限らず、幅広いブランドの中から自分の好みのサンダルを探し出してみてください。
FACY