少しでもお金を貯めるために、日々節約に取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。ところが、なかには「節約をしたことで失敗した…」と後悔するケースもあるようです。あなたの節約方法は、本当に間違っていませんか?
「やってはいけない節約」ってなに?
節約方法にも、正解と不正解が存在します。やってはいけない節約を続けていると、思わぬ落とし穴に引っかかってしまうことも。たとえ節約のためでも避けておきたいのは、「人間関係に影響する節約」と「自分磨きに関する節約」です。
出費を抑えているときは、人への贈りものやお祝いにお金を出すことに抵抗を感じる場面もあるでしょう。だからといって、安いプレゼントを渡したり、ご祝儀の額を抑えたりしてはいけません。
値段を抑えたものを受け取った相手は、あなたの品格が低いと感じとってしまうでしょう。そのようなことを防ぐためにも、人付き合いに関係する節約はやめておいたほうが安心です。
また、自分のスキルや知識を高めることは、あなたの将来の可能性を広げてくれます。反対に、夢中になっていた習いごとを退会する、勉強に必要な出費を抑えるといった行動は、せっかくの伸びしろを削ってしまうことに。自分磨きに必要なお金をすべて抑えるのではなく、「1つの習いごとに絞る」「勉強代は1カ月にいくらまで」などと決めておくといいでしょう。
主婦が知っておきたい手軽な節約法
家計を任されている主婦にとって、節約は常に意識しておきたい存在です。そこで、主婦の方にぜひ取り組んでほしい簡単な節約方法をご紹介しましょう。
外食の上限を決める
つい膨らみがちな外食費は、1カ月あたりの上限金額を設定するようにしましょう。「1カ月に2万円まで」と決めた場合、その範囲内なら何度外食してもかまいません。ちょっと豪華なお店で2万円を1回で使い切ってもいいし、4千円の外食を5回に分けるのもいいでしょう。「外食は一切しない」と決めてしまうと、ストレスが募って長続きしにくくなってしまいます。
シンプルで長く着られる服を選ぶ
サイズアウトするペースが早い子どもの服に比べ、大人の服は長く着用できます。それなのに、一時的な流行のファッションやワンシーズンしか着られない質の服を選んでしまうと、せっかく買った服も限られた期間しか使用できません。
そのため「安かったから」「流行っているから」だけで判断するのではなく、「長く着られる質か」「これからもずっと着られるデザインか」という基準で服を選ぶといいでしょう。
節約からの貯蓄の3ステップ
節約は、貯蓄の第一歩です。さらにステップを踏めば、どんどん貯蓄のペースを掴めてきます。節約から始まる貯蓄のステップを、一緒にみていきましょう。
節約する
まずは先述した節約ポイントを意識しながら、支出を抑えていきましょう。家賃やスマホ料金、保険料などの固定費を下げると、節約効果を継続させることができます。スマホのプランや月額サービスなどの見直しを行ない、削減できる項目がないかを探してみましょう。
副業する
収入が増えると、そのぶん貯蓄のペースもアップします。昇給が望めない今だからこそ、副業で新たな収入源を見つける手段もあります。勤め先が副業を許可しているなら、スキルを活かして副業に挑戦してみてはいかがでしょうか。
投資する
お金が貯まってきたら、資産運用でお金を動かすことも視野に入れましょう。リスクを抑えたい方は、金融庁が薦めている「NISAなどによる低コスト運用」「バランス型投資信託」「長期運用」がおすすめです。リスクを踏まえ、損失が出ても生活に影響のない範囲内で取り組みましょう。
まとめ
せっかく節約をするのなら、貯蓄をどんどん増やしていきたいですよね。とはいえ、節約によって人間関係や自分の可能性に悪影響を与えては意味がありません。節約すべき場面とそうでない場面を判断しながら、状況に合った行動をとって貯蓄していきましょう。
【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。
LIMO編集部