節約は、貯蓄の第一歩です。さらにステップを踏めば、どんどん貯蓄のペースを掴めてきます。節約から始まる貯蓄のステップを、一緒にみていきましょう。

節約する

まずは先述した節約ポイントを意識しながら、支出を抑えていきましょう。家賃やスマホ料金、保険料などの固定費を下げると、節約効果を継続させることができます。スマホのプランや月額サービスなどの見直しを行ない、削減できる項目がないかを探してみましょう。

副業する

収入が増えると、そのぶん貯蓄のペースもアップします。昇給が望めない今だからこそ、副業で新たな収入源を見つける手段もあります。勤め先が副業を許可しているなら、スキルを活かして副業に挑戦してみてはいかがでしょうか。

投資する

お金が貯まってきたら、資産運用でお金を動かすことも視野に入れましょう。リスクを抑えたい方は、金融庁が薦めている「NISAなどによる低コスト運用」「バランス型投資信託」「長期運用」がおすすめです。リスクを踏まえ、損失が出ても生活に影響のない範囲内で取り組みましょう。

まとめ

せっかく節約をするのなら、貯蓄をどんどん増やしていきたいですよね。とはいえ、節約によって人間関係や自分の可能性に悪影響を与えては意味がありません。節約すべき場面とそうでない場面を判断しながら、状況に合った行動をとって貯蓄していきましょう。


【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部