お金を使わないで生活するのは難しいものの、使い過ぎていると貯蓄がなかなか増えない状況に陥ってしまいます。かといって、制限の多い節約に取り組んでいるとイライラが募ってしまう…。そこで、ストレスをためないお金の上手な使い方を学んでおきましょう。

お金の上手な付き合い方と使い方とは?

使う金額と回数をルール化する

お金を使いすぎて赤字になってしまわないよう、「食費は毎週8千円まで」「買い物は週に2回まで」などのルールを作ってみましょう。このルールのなかで生活しているうちに、お金の使いすぎを防げるうえ、1回1回の買い物に対する意識が高まっていきますよ。

デビットカードや電子マネーを利用する

クレジットカードを使っているうちに、予定以上にお金を使い過ぎた、引き落とし額を用意するのに苦労したといった経験はありませんか?クレジットカードの管理が苦手な方は、デビットカードや電子マネーの利用を検討してみましょう。

デビットカードは利用した瞬間に銀行口座からお金が引き落とされるシステム。現金でチャージした金額しか使用できない電子マネーと同様、クレジットカードのように手元にないお金を借金するわけではありません。このような支払い方法を利用して、クレジットカードによる支払いの先延ばしを防いでみるのも1つの手です。

意味のある自己投資には取り組む

資格取得などの自己投資によってキャリアや収入がアップする見込みがあるなら、お金をかける価値は十分あるでしょう。ビジネスセミナーや異業種交流など自分の可能性を広げる活動には、あまりケチりすぎないように意識してくださいね。

共働き夫婦の場合に大切なのは

続いては、妻が仕事と家事・育児を両立している場合をみてみましょう。大切なのは、お金を使うべきところ、抑えるところを判断することです。

息抜きをしてみる

仕事も家事も育児も…といった生活に追われていると、疲れがたまる一方です。そこで、家事代行サービスを利用してみましょう。

「家事は自分でするもの」というイメージが強い日本ですが、海外ではハウスキーパーや家事代行サービスの利用は珍しくありません。「家事にお金をかけるなんて…」と思い込まず、息抜きとして利用してみてはいかがでしょうか。

子ども関係の予算を立てておく

子どもが生まれると、つい「洋服をたくさん買いたい」「習いごとをさせたい」とさまざまな理想が出てきます。とはいえ、あれもこれもと欲張っていては家計が破たんしてしまいます。

そのため、「お金を使うもの」と「使わないもの」をしっかり分けておきましょう。「洋服や学用品はお下がりを利用する」「習いごとは子どものしたいことをさせる」など、メリハリを付けるのがポイントです。

貯蓄がゼロの人の対策法