2. なぜ今「家計管理」が重要?給付金を活かすための考え方
給付金の支給はうれしいものですが、基本的には各家庭で健全な家計を営む必要があります。
家計管理が重要なのは、資産形成の「入口」であり、生活とお金の不安をコントロールできるようになるからです。収入がいくらあっても、支出の流れが見えていなければお金は残りにくく、貯蓄や投資の原資も作れません。
毎月の支出を抜け漏れなく把握して可視化すると、無駄や改善余地が具体的に分かり、月数万円規模の見直しにつながることもあります。これは誰でも取り組みやすく、効果が出やすい点で、実践する価値が高い行動です。
さらに、家計管理は「漠然とした不安」を「管理できる課題」に変えます。今どれだけ使い、将来いつ・いくら必要になりそうかを見通せれば、教育費や老後などの大きな支出にも備えられるでしょう。
予算を立てて「使ってよい金額」が明確になると、節約だけではなく、趣味や旅行など本当に価値を感じる支出にも安心してお金を回せるようになります。結果として、お金の使い方に納得感が生まれ、人生の幸福度や満足度を高める効果が期待できるのです。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1000記事以上の執筆実績あり。保有資格は1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任士など。合同会社柴田人事労務オフィス代表社員。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)