家事分担を夫婦どちらもが納得いく形にしたいもの。しかしなにをどのように分担すればいいのかお互いにわからず、不満を抱いてしまうこともあります。それを防ぐためにまず夫婦で行ってほしいのが「家事のチェックリストを作ること」です。

例えば夫が分担することが多い家事である「ゴミ捨て」ですが、妻の側からみると不満があることも。ゴミをゴミ捨て場に持って行くには、家じゅうのゴミ箱からゴミ収集用の袋に集め、新しいゴミ袋をゴミ箱にかけ、ゴミ収集用の袋を玄関まで運びます。玄関にあるゴミ袋をゴミ捨て場に持って行くだけでは、妻の負担はほとんど軽くならないのです。

このような家事を「見えない家事」といいます。夫は見えない家事を意識していないので「自分はゴミ捨てを担当している」と思ってしまいますが、妻から見ると「私がほとんど負担している」と不満を抱いてしまうポイントとなります。

まとめ

「家事のチェックリスト」を作ることは、この「見えない家事」を「見える化」する作業です。なるべく細かく作ることで、夫が気づいていない「見えない家事」を可視化し、気づいてもらうことができます。その上でお互いの分担を話し合えば、より具体的な分担を行うことができるのです。

夫婦はお互い支え合い、助け合うもの。上手に家事の負担を分け合い、生活していきたいですね。

LIMO編集部