「どうせ当たらない」と思いつつ、つい「当たったらなにを買おうかな」と夢を見させてくれる宝くじ。なぜ「もしかしたら」と購入してしまうのでしょうか。
人が宝くじを買う心理とは
今日(2019年4月26日)が発売終了日のドリームジャンボ宝くじ(第787回全国自治宝くじ)の1等当選金は3億円。前後賞を合わせると5億円。当たれば「億り人」ですね。
しかし、そもそも宝くじの当せん金については当せん金付証票法(第5条)で「その発売総額の五割に相当する額をこえてはならない」とされています。つまり払戻率は半分以下。それでも宝くじを買ってしまうのは、どのような心理が働いているのでしょうか。
それには、行動経済学で「確率加重関数」と呼ばれるものが関わっています。それは、「人間はとても小さな確率だと、現実よりも大きく感じるようにできている」というもの。
事故が起こる確率は低いのに飛行機に乗るとドキドキする。現役の大黒柱が突然亡くなったら…と不安に感じて生命保険に加入しておこうと思う。このような心理には、この「確率加重関数」が関係しているといいます。宝くじも同様に、実際に当選する可能性よりも大きく感じさせているのでしょう。
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