冬から春へと季節が移ろう、静かな空気の中。ひっそりと、それでいて凛とした佇まいで咲くクリスマスローズに、ふと心惹かれる瞬間があります。

その少しうつむき加減に咲く姿は「冬の貴婦人」とも呼ばれ、決して派手ではありませんが、奥ゆかしい美しさで見る人を魅了します。

今回は、そんな冬の貴婦人・クリスマスローズを主役にした寄せ植えの楽しみ方と、相性の良い植物を参考価格とともに紹介します。

1.  寄せ植えとは? 大人の庭を彩る「洗練されたー鉢」の作り方

ダークカラーのクリスマスローズを主役に

寄せ植えのイメージ

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寄せ植えは、一つの鉢にいくつかの植物を組み合わせて植える方法です。

クリスマスローズをメインに選び、高さや葉の形が違う植物を周りに置くことで、小さな鉢の中に、バランスの良い「立体的な庭」を作り上げます。

1.1 クリスマスローズ寄せ植えのポイント:色の重ね方と高さの出し方

クリスマスローズ×スノードロップ。ホワイトでまとめた爽やかな寄せ植え

スノードロップとクリスマスローズ。ホワイトでまとめた爽やかな寄せ植え

Natalia Greeske/shutterstock.com

クリスマスローズを主役にした寄せ植えを、よりおしゃれに、大人っぽく見せるには少しコツがあります。

花の顔が見える「鉢選び」

クリスマスローズの魅力は、うつむき加減に咲く花姿。その繊細な顔立ちを楽しむためには、少し高さのある鉢やプランタースタンドを活用するのがおすすめです。

目線が少し上がるだけで、花びらの微妙な色合いや模様まではっきりと見え、愛おしさも増してくるかもしれません。

派手すぎない「ニュアンスカラー」で統一感を

色の組み合わせに迷ったら、派手な色を多用するのではなく、くすみのあるピンクやグリーン、クリーム色といったニュアンスカラーでまとめてみるのも素敵。

同系色で濃淡をつけたり、質感の違うシルバーリーフを挟んだりすることで、落ち着いた中にも深みのある、洗練された大人の寄せ植えが完成します。