冬から春へと季節が移ろう、静かな空気の中。ひっそりと、それでいて凛とした佇まいで咲くクリスマスローズに、ふと心惹かれる瞬間があります。
その少しうつむき加減に咲く姿は「冬の貴婦人」とも呼ばれ、決して派手ではありませんが、奥ゆかしい美しさで見る人を魅了します。
今回は、そんな冬の貴婦人・クリスマスローズを主役にした寄せ植えの楽しみ方と、相性の良い植物を参考価格とともに紹介します。
1. 寄せ植えとは? 大人の庭を彩る「洗練されたー鉢」の作り方
ダークカラーのクリスマスローズを主役に1/10
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寄せ植えは、一つの鉢にいくつかの植物を組み合わせて植える方法です。
クリスマスローズをメインに選び、高さや葉の形が違う植物を周りに置くことで、小さな鉢の中に、バランスの良い「立体的な庭」を作り上げます。
1.1 クリスマスローズ寄せ植えのポイント:色の重ね方と高さの出し方
クリスマスローズ×スノードロップ。ホワイトでまとめた爽やかな寄せ植え2/10
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クリスマスローズを主役にした寄せ植えを、よりおしゃれに、大人っぽく見せるには少しコツがあります。
花の顔が見える「鉢選び」
クリスマスローズの魅力は、うつむき加減に咲く花姿。その繊細な顔立ちを楽しむためには、少し高さのある鉢やプランタースタンドを活用するのがおすすめです。
目線が少し上がるだけで、花びらの微妙な色合いや模様まではっきりと見え、愛おしさも増してくるかもしれません。
派手すぎない「ニュアンスカラー」で統一感を
色の組み合わせに迷ったら、派手な色を多用するのではなく、くすみのあるピンクやグリーン、クリーム色といったニュアンスカラーでまとめてみるのも素敵。
同系色で濃淡をつけたり、質感の違うシルバーリーフを挟んだりすることで、落ち着いた中にも深みのある、洗練された大人の寄せ植えが完成します。
2. 主役は冬の貴婦人「クリスマスローズ」一緒に寄せ植えしたい《名脇役たち》
主役のクリスマスローズを一層輝かせる、相性の良い名脇役たちを紹介します。
2.1 主役:クリスマスローズ
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- キンポウゲ科クリスマスローズ属(ヘレボルス属)
- 多年草
- 草丈:10~50センチ
冬のガーデニングに欠かせないクリスマスローズは、一年を通して艶やかな葉を保ち続ける常緑多年草です。
晩秋から春先にかけての長い期間、寒さに負けず次々と花を咲かせる性質を持ち、冬の庭の骨格を担う頼もしい存在。
色彩は定番の白やピンク、紫から、グリーンや黒を帯びたシックなニュアンスカラーまで幅広く、花形も一重から八重まで変化に富んでいます。
この圧倒的なバリエーションの豊かさが、一鉢の寄せ植えに奥行きと個性を与えてくれます。
※参考価格:500~2500円前後(ポット苗)
2.2 パンジー・ビオラ
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冬から春にかけて、絶え間なく花を咲かせてくれるパンジーやビオラは、寄せ植えに生き生きとした彩りを与えてくれる花。主役としても脇役としても活躍する万能選手です。
クリスマスローズと同系色でまとめれば統一感が生まれ、あえて差し色を選べば、お互いを引き立て合うアクセントになりますよ。
※参考価格:100~400円前後(3号ポット苗)
2.3 シルバーリーフ
シロタエギク5/10
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シロタエギクやヘリクリサムといったシルバーリーフは、冬の澄んだ光や霜を思わせる質感が魅力です。カラーリーフを一つ加えるだけで、寄せ植え全体に奥行きとこなれた雰囲気を出すことができます。
※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)
2.4 アリッサム
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株元にできやすい空間を埋め、こんもりとした優しい雰囲気を出してくれるのがアリッサムです。
小さな花が絨毯のように広がり、寄せ植えの完成度を高めてくれます。
※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗)
2.5 ハボタン
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キャベツを思わせる重なり合った葉が美しいハボタンは、冬の寄せ植えの定番植物。
最近ではまるでバラの花のような優雅な品種も多く、シックなクリスマスローズの傍らに添えるだけで、洗練された華やかさと奥行きが生まれます。
和風のイメージを覆すモダンな一鉢を演出できるのは、寒さに強く、春先まで美しい形を保つハボタンならではの魅力です。
※参考価格:200~600円前後(3号ポット苗)
3. まとめにかえて
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厳しい寒さの中で静かに花を咲かせる植物たちの姿は、私たちに生命の力強さを教えてくれます。
一鉢の寄せ植えを玄関先に置くだけで、毎日が少し豊かになり、春を待つ時間が愛おしく感じられるかもしれません。
この冬は、あなただけの小さな庭づくりを始めてみてはいかがでしょうか。
4. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
一年草・多年草・宿根草の違いを知っていますか?9/10
出所:LIMO編集部作成
さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
※分類には諸説あります。
※園芸品種では常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。
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LIMOガーデニング部