「冬の貴婦人」クリスマスローズの寄せ植え。主役を引き立てる「名脇役」多年草・一年草と、美しく魅せるコツ 花の顔が見える鉢選びからニュアンスカラーの統一感まで。大人の庭を彩る「洗練されたー鉢」の作り方

執筆者LIMOガーデニング部
「冬の貴婦人」クリスマスローズの寄せ植え。主役を引き立てる「名脇役」多年草・一年草と、美しく魅せるコツ
Bowonpat Sakaew/shutterstock.com
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目次
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1.  寄せ植えとは? 大人の庭を彩る「洗練されたー鉢」の作り方
1.1 クリスマスローズ寄せ植えのポイント:色の重ね方と高さの出し方
2. 主役は冬の貴婦人「クリスマスローズ」一緒に寄せ植えしたい《名脇役たち》
2.1 主役:クリスマスローズ 2.2 パンジー・ビオラ 2.3 シルバーリーフ 2.4 アリッサム 2.5 ハボタン
3. まとめにかえて
4. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
5. こちらの記事もおすすめ!3苗で「センスのいい冬の寄せ植え」組み合わせ3例

冬から春へと季節が移ろう、静かな空気の中。ひっそりと、それでいて凛とした佇まいで咲くクリスマスローズに、ふと心惹かれる瞬間があります。

その少しうつむき加減に咲く姿は「冬の貴婦人」とも呼ばれ、決して派手ではありませんが、奥ゆかしい美しさで見る人を魅了します。

今回は、そんな冬の貴婦人・クリスマスローズを主役にした寄せ植えの楽しみ方と、相性の良い植物を参考価格とともに紹介します。

1.  寄せ植えとは? 大人の庭を彩る「洗練されたー鉢」の作り方

ダークカラーのクリスマスローズを主役に1/10

寄せ植えのイメージ

Elena Rostunova/shutterstock.com

寄せ植えは、一つの鉢にいくつかの植物を組み合わせて植える方法です。

クリスマスローズをメインに選び、高さや葉の形が違う植物を周りに置くことで、小さな鉢の中に、バランスの良い「立体的な庭」を作り上げます。

1.1 クリスマスローズ寄せ植えのポイント:色の重ね方と高さの出し方

クリスマスローズ×スノードロップ。ホワイトでまとめた爽やかな寄せ植え2/10

スノードロップとクリスマスローズ。ホワイトでまとめた爽やかな寄せ植え

Natalia Greeske/shutterstock.com

クリスマスローズを主役にした寄せ植えを、よりおしゃれに、大人っぽく見せるには少しコツがあります。

花の顔が見える「鉢選び」

クリスマスローズの魅力は、うつむき加減に咲く花姿。その繊細な顔立ちを楽しむためには、少し高さのある鉢やプランタースタンドを活用するのがおすすめです。

目線が少し上がるだけで、花びらの微妙な色合いや模様まではっきりと見え、愛おしさも増してくるかもしれません。

派手すぎない「ニュアンスカラー」で統一感を

色の組み合わせに迷ったら、派手な色を多用するのではなく、くすみのあるピンクやグリーン、クリーム色といったニュアンスカラーでまとめてみるのも素敵。

同系色で濃淡をつけたり、質感の違うシルバーリーフを挟んだりすることで、落ち着いた中にも深みのある、洗練された大人の寄せ植えが完成します。

2. 主役は冬の貴婦人「クリスマスローズ」一緒に寄せ植えしたい《名脇役たち》

主役のクリスマスローズを一層輝かせる、相性の良い名脇役たちを紹介します。

2.1 主役:クリスマスローズ

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Minakryn Ruslan istockphoto.com

Minakryn Ruslan istockphoto.com

  • キンポウゲ科クリスマスローズ属(ヘレボルス属)
  • 多年草
  • 草丈:10~50センチ

冬のガーデニングに欠かせないクリスマスローズは、一年を通して艶やかな葉を保ち続ける常緑多年草です。

晩秋から春先にかけての長い期間、寒さに負けず次々と花を咲かせる性質を持ち、冬の庭の骨格を担う頼もしい存在。

色彩は定番の白やピンク、紫から、グリーンや黒を帯びたシックなニュアンスカラーまで幅広く、花形も一重から八重まで変化に富んでいます。

この圧倒的なバリエーションの豊かさが、一鉢の寄せ植えに奥行きと個性を与えてくれます。

※参考価格:500~2500円前後(ポット苗)

2.2 パンジー・ビオラ

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Dora Zett/shutterstock.com

Dora Zett/shutterstock.com

冬から春にかけて、絶え間なく花を咲かせてくれるパンジーやビオラは、寄せ植えに生き生きとした彩りを与えてくれる花。主役としても脇役としても活躍する万能選手です。

クリスマスローズと同系色でまとめれば統一感が生まれ、あえて差し色を選べば、お互いを引き立て合うアクセントになりますよ。

※参考価格:100~400円前後(3号ポット苗)

2.3 シルバーリーフ

シロタエギク5/10

シロタエギク

Eleni Saitanidi/shutterstock.com

シロタエギクやヘリクリサムといったシルバーリーフは、冬の澄んだ光や霜を思わせる質感が魅力です。カラーリーフを一つ加えるだけで、寄せ植え全体に奥行きとこなれた雰囲気を出すことができます。

※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

2.4 アリッサム

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Melanie Hobson/shutterstock.com

Melanie Hobson/shutterstock.com

株元にできやすい空間を埋め、こんもりとした優しい雰囲気を出してくれるのがアリッサムです。

小さな花が絨毯のように広がり、寄せ植えの完成度を高めてくれます。

※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗)

2.5 ハボタン

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aimy27feb/istockphoto.com

aimy27feb/istockphoto.com

キャベツを思わせる重なり合った葉が美しいハボタンは、冬の寄せ植えの定番植物。

最近ではまるでバラの花のような優雅な品種も多く、シックなクリスマスローズの傍らに添えるだけで、洗練された華やかさと奥行きが生まれます。

和風のイメージを覆すモダンな一鉢を演出できるのは、寒さに強く、春先まで美しい形を保つハボタンならではの魅力です。

※参考価格:200~600円前後(3号ポット苗)

3. まとめにかえて

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Sergey/shutterstock.com

Sergey/shutterstock.com

厳しい寒さの中で静かに花を咲かせる植物たちの姿は、私たちに生命の力強さを教えてくれます。

一鉢の寄せ植えを玄関先に置くだけで、毎日が少し豊かになり、春を待つ時間が愛おしく感じられるかもしれません。

この冬は、あなただけの小さな庭づくりを始めてみてはいかがでしょうか。

4. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?

一年草・多年草・宿根草の違いを知っていますか?9/10

一年草、多年草、宿根草の違いとは

出所:LIMO編集部作成

さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。

  • 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
  • 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
  • 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。

※分類には諸説あります。

※園芸品種では常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。

5. こちらの記事もおすすめ!3苗で「センスのいい冬の寄せ植え」組み合わせ3例

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白い葉牡丹、ピンクのガーデンシクラメン、濃いピンクのカルーナなど、寄せ植えの材料と手袋、スコップが置かれている

Aygul Bulte/shutterstock.com

たった3苗で【センスのいい冬の寄せ植え】冬~春ずっと飾れる《寒さに強い植物》組み合わせ3例

こちらの記事では、寒さに強い植物を使った冬から春までずっと飾れる「センスのいい寄せ植えづくり」の組み合わせを3例ご紹介しています。

3苗だけで作れるので、初心者さんでも簡単。冬の玄関先やベランダ、お庭を華やかにしたい方におすすめです。

LIMOガーデニング部

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著者
株式会社モニクルリサーチ

樹木医の鈴森真樹を中心に、日本園芸協会認定ガーデンコーディネーターや第二種電気工事士などの資格保有者などを含めたメンバーで構成される、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のガーデニング企画担当チームです。

季節の寄せ植えや、初心者でも育てやすい多年草・宿根草、季節を彩る一年草など草花の情報から、室内で1鉢から楽しめる観葉植物や多肉植物のこと、ベランダ栽培もできるハーブや野菜などの家庭菜園企画まで、幅広いガーデニング情報をお届けしています。

ガーデニング関連書籍の企画・編集などの経験者、初心者ガーデナーなどの各メンバーが、それぞれの視点を生かした企画を担当しています。(2026年3月23日更新)。