貯蓄額を増やすには、「支出を抑える・収入を増やす・お金を増やす」という流れが基本です。その内容を1つずつ確認していきましょう。

固定費を抑える

大手キャリアから格安スマホに乗り換える、不要なオプションを解約する、よりお得な電力会社に乗り換えるなど、固定費を抑える方法はたくさんあります。保険内容を見直してみると、保障内容の重複や必要以上も保障がついていたというケースも珍しくありません。自分が契約している内容を見直し、無駄がないかチェックしてみましょう。

副業で収入を増やす

収入を増やそうと思っても、そう簡単に給料が上がらない…。そんな場合は、副業がおすすめです。持ち前のスキルを活かし、本業とは別の収入源を見つけてみましょう。

投資信託に挑戦する

お金が貯まってきたら、お金を増やす取り組みも視野に入れてみましょう。個人型確定拠出年金の「iDeCo」は、節税効果を得られるメリットがあります。元本割れの可能性はあるものの、そのぶんお金を増やすチャンスも。リスクを踏まえたうえで選択肢に入れておきましょう。

お金を増やすためにできること

なかなかお金が貯まらない方は、自分の収入と支出の状況を確認してみましょう。支出額だけでなく、「何にいくら使っているのか」といった内訳を把握することも大切です。家計簿をつけるのが面倒に感じる場合は、家計簿アプリを利用するのもいいですね。

それと同時に、日々の生活習慣も振り返ってみましょう。「会社帰りにふらっとコンビニに寄って、気になったお菓子などを買ってしまう」「自動販売機で毎朝缶コーヒーを購入している」など、無駄遣いを発見できるかもしれませんよ。

まとめ

今すぐ貯蓄額を増やすには、契約している内容や生活習慣など「現状の見直し」が効果的です。有料サービスや保険料などはクレジットカードや銀行口座からの自動引き落としになっているケースが多く、「いくら払っている」という感覚が薄れてしまうことも。いまいちど明細や通帳をチェックしておきましょう。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部