2. 「オルカン」と「S&P500」の運用実績は?パフォーマンスを比較
ここでは、オルカンとS&P500の実際の運用パフォーマンスを比較してみましょう。
2.1 オルカンの基準価額・純資産総額の推移
【2025年12月30日基準】
- 設定日:2018年10月31日
- 設定来の運用実績:+233.7%
- 直近1年間の運用実績:+20.5%
- 直近6カ月の運用実績:+21.3%
2.2 S&P500の基準価額・純資産総額の推移
【2025年12月30日基準】
- 設定日:2018年7月3日
- 設定来の運用実績:+197.6%
- 直近1年間の運用実績:+15.4%
- 直近6カ月の運用実績:+21.4%
2.3 設定来のトータルリターン比較ではオルカンが優勢
ファンドの設定日が約3カ月異なるため単純な比較はできませんが、設定来のトータルリターンではオルカンがS&P500を上回っています。
- オルカン:+233.7%
- S&P500:+197.6%
2.4 直近1年間のリターン比較もオルカンが優勢
直近1年間のリターンを見ても、オルカンがS&P500を上回る結果でした。
- オルカン:+20.5%
- S&P500:+15.4%
2.5 直近6カ月のリターン比較ではS&P500が優勢に
一方で、直近6カ月という短期的なリターンでは、S&P500がオルカンをわずかに上回っています。
- オルカン:+21.3%
- S&P500:+21.4%
どちらのファンドも設定以来200%近い、あるいはそれを超える成長を見せており、直近1年間でも高いリターンを記録しています。
直近6カ月の運用実績では、S&P500が+21.4%、オルカンが+21.3%と、米国市場の力強さがうかがえる結果となりました。しかし、1年間という少し長い期間で見ると、世界中に分散投資するオルカンが、米国に集中投資するS&P500を上回るパフォーマンスを示しています。
この結果は、両者の特性の違いを反映していると言えるでしょう。米国市場が調整局面に入った場合、S&P500は直接的な影響を受けやすいですが、オルカンは欧州や新興国など他の地域の成長によって影響が緩和される可能性があります。
特定の国に集中して高いリターンを狙うか、世界全体に分散してリスクを抑えるか。直近の好成績はどちらも魅力的ですが、将来の成果が保証されているわけではありません。ご自身の「リスク許容度」に合わせて選ぶことが重要です。

