2026年1月、厚生労働省より令和8年度(2026年度)の年金額改定が発表されました。物価や賃金の変動に伴い、前年度から国民年金(基礎年金)は1.9%、厚生年金(報酬比例部分)は2.0%のプラス改定となります。
この新しい改定率は、4月分の年金から計算に反映され、「6月15日の支給分(4月・5月分)」から適用となります。
年金額の引き上げはシニア世代にとって明るいニュースですが、実際に受け取る年金額は現役時代の働き方や加入期間によって大きな個人差が出ます。
特に、保険料を「2階建て」で納付している厚生年金は、1階部分の国民年金よりも受給額が手厚くなる反面、人によって受給額にかなりの幅があるのが実態です。
今回は、厚生年金と国民年金の受給額の差に着目しながら、今のシニア世代が受け取っている年金事情のリアルをながめていきます。
