厚生年金「ひとりで月20万円以上の人」は何パーセント?40年間で「平均年収」いくらで働いた人なら月20万円を超えられるのか
Giang Designer/shutterstock.com
「老後、ひとりで生活できるのか?」そう不安を感じる人は少なくないでしょう。
現役世代の方は「年金を月20万円以上はほしい」と感じるかもしれません。しかし、現代は国民年金・厚生年金ともに平均月額が月20万円を下回っています。
将来の年金額は現役時代の加入状況により決まるもの。では、厚生年金を月20万円受給するにはどれくらいの年収が必要なのでしょうか。
1. 日本の平均年収は478万円
まずは日本の平均年収を確認しましょう。
2025年9月26日に公表された国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」によれば、日本の全体の平均年収は478万円です。
平均年収を男女別にみると男性587万円(対前年比3.2%増)、女性333万円(同 5.5%増)となっており、伸び率は女性の方が多くなっています。
雇用形態別の平均年収と、給与所得者数の対前年比の伸び率は以下の通り。
1.1 正社員(正職員)の平均年収・給与所得者数の対前年比の伸び率
- 全体:545万円(同 2.8%増)・2.3%
- 男性:609万円(同 2.5%増)・1.4%
- 女性:430万円(同 4.1%増)・4.0%
平均年収については、正社員以外と比べると正社員の方が伸び率は高くなっています。また男性と女性を比べると、女性の方が伸び率が高いことがわかります。
女性の正社員数の伸び率をみると4.0%と高くなっています。
1.2 正社員(正職員)以外 の平均年収・給与所得者数の対前年比の伸び率
- 全体:206万円(同 2.2%増)・▲3.3%
- 男性:271万円(同 1.0%増)・▲2.6%
- 女性:174万円(同 3.0%増)・▲3.6%
正社員(正職員)以外 となると全体の平均は206万円でした。
著者
LIMO編集部銀行出身者チームは株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、メガバンクや地方銀行などの大手金融機関にて、資産運用相談や融資業務の経験を積んだ「元銀行員」の編集者が中心となり構成されている、金融専門のライティングチームです。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍しています。
LIMO編集部銀行出身者チームには株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)出身の石津大希など、資産運用アドバイザーとしての実務経験を有する編集者が在籍しており、各編集者がファイナンシャル・プランナー(FP)として、シニア層から富裕層まで幅広い層の相談に対応してきた点が強みです。
金融機関での勤務経験年数はチーム合計で20年超。表彰歴を持つ編集者も多数在籍しています。国税庁や金融庁など官公庁の公開情報をもとに、豊富な経験と知識を有するプロフェッショナル集団が、読者に正確で実践的な情報をお届けします。
【主な取り扱いテーマ】厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修を行っています。(最新更新日:2026年1月9日)