3. お年玉を渡す際のマナー

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お年玉は、たとえ相手が子どもであっても、マナーを守って渡したいものです。

渡す際には、以下のような点を意識してみましょう。

  • 新札・きれいなお札を用意する
  • お札や硬貨の向きに気を付ける
  • お金はポチ袋に入れる
  • 目上の人の子どもには現金は避ける

お年玉に入れるお札は、新札かきれいな状態のものにしましょう。

なぜならお年玉は、新年を祝うお祝い事(ご祝儀)の1つであるため、新札を使うのがマナーだととされているからです。

しかし、年末年始でお忙しい方もいらっしゃるでしょう。

新札を用意できない場合は、ピン札やきれいな紙幣でも大丈夫です。

硬貨の場合も同様です。「お年玉用として事前に用意しておいた」ことが相手に伝えられることがポイントです。

なお、お金には表(おもて)と裏があり、お札の表は人物像などの主模様がある面で、硬貨の表は絵柄の方(裏は年号がある方)となっています。

ポチ袋に入れる際には、表(おもて)を袋の表側に来るように入れましょう。

また、お金はそのまま渡すのではなく、ポチ袋に入れましょう。

表面には渡す子どもの名前を、裏面には自身の名前を書きます。

なお、一般的にお年玉は、目上の人から、目下の人へ渡すものとされています。

そのため、たとえば上司の子どもなどに渡す場合は「お年賀」として渡すか、図書カードやギフトカードなどを選ぶとよいでしょう。

相手に気を遣わせたくない場合は、家族全員で楽しめるお菓子などを手土産として持参するという選択肢もあります。