子どもと一緒に街中を歩いていると、ひやりとすることって結構あります。大人の周りの迷惑を考えないマナー違反が、子どもの命を脅かす…なんてことも。
そこで今回は、子育て中のママに、街中でヒヤリとした瞬間について聞いてみました。何気ない行動が子どもに危険を及ぼすということ、しっかりと自覚しなければいけませんね。
子どもの身に危険を感じた瞬間
「年少の息子と食事に出かけた時のこと。食事が終わり、家へと歩いて帰っていると突然子どもが『痛い!』と大泣き。見てみると左目のこめかみ部分が真っ赤になっていたのです。すれ違ったサラリーマン風の中年男性が手に持っていた火のついたタバコが子どもの顔をかすめたのが原因。
そのときは、とりあえず冷やさなきゃ、と慌てていたのですが、落ち着くとだんだんと怒りがこみ上げると同時に、もし後数センチずれて、息子の目にあたっていたら…と思うとゾッとしました」(4歳の男の子のママ)
「目の前を歩いていたおばあさんが、傘を横に持った手を勢いよく振りながら歩く…。いつ子どもの目にあたるか、とヒヤヒヤしたので、立ち止まってかなり距離を保ちながら歩きました。傘の持ち方も規制してほしい…」(3歳の女の子のママ)
「エスカレーターを降りてすぐ立ち止まる人。ぶつかりそうになって危ないし、一度子どもがびっくりして足がエスカレーターに巻き込まれそうに。『危ないので立ち止まらないでください』と声をかけたのに、怪訝そうな顔をされてすごく腹が立った」(6歳の女の子のママ)
中にはこんな信じられない経験をした人もいた!
「生後半年の娘とベビーカーで買い物に。野菜コーナーで野菜を見たあと、ふと娘をみたら、もぐもぐ口を動かしている。『え?もしかして何か口に入れた?』と思い口の中の物を取りだすと、なんとチョコレートが出てきたんです!
娘は大泣き、状況を飲み込めずに唖然としていると、近くにいたおじいさんが、『チョコレートせっかくあげたのに、かわいそうに…』と言って、どこかへ立ち去って行きました。本当にゾッとしました。アレルギーがある子に、誰かが突然、善意のつもりでアレルギー食材を与えたら…。それ以来、買い物は抱っこひもで行くようにしています」(生後7か月の女の子のママ)