6. まとめにかえて
今回は日本の公的年金の仕組みや年齢別の平均受給額を解説しました。
セカンドライフの重要な柱である公的年金制度は、国民年金と厚生年金の2階建て構造となっており、会社員・公務員は厚生年金が老後の生活を支えます。
しかし、少子高齢化や物価高が進む日本で、年金だけでは老後の生活を支えるのは難しいかもしれません。まずは「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で将来自分が受け取れる《年金の見込額》を把握することからはじめてみましょう。
そのうえで、将来のために準備が必要だと感じた方は、新NISAやiDeCoといった税制優遇制度の活用も検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「いっしょに検証!公的年金 公的年金の仕組み」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 日本年金機構「年金はいつ支払われますか。」
- 厚生労働省「令和6年簡易生命表の概況」1 主な年齢の平均余命
- 国税庁「令和7年分の確定申告はスマホとマイナポータル連携でもっと便利に!」
- 政府広報オンライン「ご存じですか?年金受給者の確定申告不要制度」
徳田 椋