6. まとめにかえて

今回は日本の公的年金の仕組みや年齢別の平均受給額を解説しました。

セカンドライフの重要な柱である公的年金制度は、国民年金と厚生年金の2階建て構造となっており、会社員・公務員は厚生年金が老後の生活を支えます。

しかし、少子高齢化や物価高が進む日本で、年金だけでは老後の生活を支えるのは難しいかもしれません。まずは「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で将来自分が受け取れる《年金の見込額》を把握することからはじめてみましょう。

そのうえで、将来のために準備が必要だと感じた方は、新NISAやiDeCoといった税制優遇制度の活用も検討してみてはいかがでしょうか。

参考資料

徳田 椋