2. ペチュニアやカリブラコアなどを冬越しする方法は?

2.1 元気な葉を残して切り戻し&霜に当たらない軒下などで管理しましょう

春の玄関を彩る、冬越ししたペチュニアやカリブラコア

筆者が冬越しさせた花々の写真

筆者撮影

私が毎年、冬越しさせている花には、ペチュニアやカリブラコアなどがあります。園芸店やホームセンターなどで簡単に入手できるので、多くの方が育てている人気の花ですね。

ペチュニアやカリブラコアなどを、冬越しさせる方法は次のとおりです。

まずは切り戻しをします。深く切る必要はありませんので、育って伸び放題になっている場合は、伸びた部分だけを切ってください。このとき、必ず元気な葉は残すようにしてくださいね。

切り戻しが終わったら、あとは霜にあたらない場所で管理してください。私は、雪が降ることもある近畿地方の北部に住んでいますが、真冬も軒下に置いて管理して、無事に冬越しできていますよ。

また、冬越し中の水やりは、控えめにするのもポイントです。

3. 冬越しのメリットは、春に実感できます!

春先から満開の花を楽しめます!

筆者が冬越しした満開の花々

筆者撮影

ペチュニアやカリブラコアなどを冬越しすると、根が大きく張ったまま春を迎えるので、暖かくなってきたときの花のつき方が、春に新たに購入した新しい株とは全然違います。

私がInstagramなどで紹介している春のペチュニアやカリブラコア、マーガレットなどは冬越ししているから、大きく育っており、また花もたくさんついています。

もうひとつの「冬越しのメリット」は、春先からいち早く、満開の花々を楽しめることです。

4月上旬頃に苗を買ってきて植えたペチュニアと、冬越しさせたペチュニアでは、当然ですが成長具合がまったく違います。

4月に新たに植えた株の場合、花がたくさん咲くのは一度切り戻しをした初夏から真夏になりますが、冬越しした株は5月にはモリモリ満開の花が咲いているというイメージです。