セブン&アイHDが急落の年初来安値更新! 日経平均株価は3日続伸

【東京株式市場】 2019年4月5日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続伸、模様眺めムードで売買代金は2兆円割れ

2019年4月5日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,807円(+82円、+0.4%) 3日続伸
  • TOPIX 1,625.7(+5.7、+0.4%) 反発
  • 東証マザーズ株価指数 916.5(+6.0、+0.7%) 反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,311、値下がり銘柄数:729、変わらず:100
  • 値上がり業種数:20、値下がり業種数:13
  • 年初来高値更新銘柄数:163、年初来安値更新銘柄数:27

東証1部の出来高は11億3,774万株、売買代金は1兆9,652億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。特に目立ったニュースがなかったことに加え、米国雇用統計の発表を控えた模様眺めムードが強まりました。売買代金は3月19日以来の2兆円割れで、厳しい閑散相場となっています。

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そのような中、日経平均株価は狭いレンジ内ながら終日プラス圏で推移しました。ただ、寄り付き後間もなく一時+114円高まで上昇しましたが、その後は上値が重い展開となりました。

それでも、最後は21,800円台に乗せる3日続伸で引けています。終値で21,800円台となったのは3月4日以来1カ月ぶりのことでした。また、日中の値幅(高値と安値の差)は約107円と狭いレンジでの値動きだったと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きで反発となりました。

東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は42日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は7,693万株、売買代金1,169億円となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は減少しています。売買代金は42日連続で1,000億円超となっていますが、徐々に減ってきました。また、出来高は1億株を大きく下回る日が続くなど、個人投資家も様子見スタンスが強まっていると見られます。

なお、株価指数は反発しましたが、依然として900ポイントを巡る攻防が続いていると見られます。

セブン&アイ・ホールディングスが一時▲5%安の急落、ハイテク株ではソニーが久々の大幅高

個別銘柄では、ファナック(6954)、東京エレクトロン(8035)、信越化学工業(4063)などが大きく値を上げましたが、年初来高値更新には至りませんでした。

また、ハイテク株では、ソニー(6758)が久々の大幅高となり、アドバンテスト(6857)や日本電産(6594)が堅調に推移して年初来高値を更新しましたが、全体的に年初来高値更新となる銘柄が非常に少なくなっています。

その他では、機械株で日立建機(6305)が高値更新となり、楽天(4755)が+7%高に迫る急騰で高値引けとなったことが目を引きました。

一方、前日の決算発表で傘下コンビニ子会社(セブン-イレブン・ジャパン)の社長交代を公表したセブン&アイ・ホールディングス(3382)が一時▲5%安の急落となり、年初来安値を更新しました。さらに、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)やローソン(2651)などコンビニ株が大幅安となりました。

また、中外製薬(4516)、花王(4452)、アサヒグループホールディングス(2502)など内需関連株・ディフェンシブ銘柄も大きく値を下げています。

新興市場(東証マザーズ)では、窪田製薬ホールディングス(4596)が取引時間中に一時ストップ高まで買われましたが、終値は小幅高になるなど乱高下しました。また、モルフォ(3653)が急伸して高値更新となり、ユーザベース(3966)も値を上げています。

一方、ZUU(4387)が大幅安で安値更新となり、メルカリ(4385)も小幅安で引けました。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。