業績不振の吉野家HDが一時大幅安! 日経平均株価は大幅続伸

【東京株式市場】 2019年4月1日

株式市場の振り返り-日経平均株価は大幅続伸、新元号決定のご祝儀相場も一因か

2019年4月1日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,509円(+303円、+1.4%) 大幅続伸
  • TOPIX 1,615.8(+24.1、+1.5%) 大幅続伸
  • 東証マザーズ株価指数 943.3(▲12.5、▲1.3%) 反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,837、値下がり銘柄数:259、変わらず:43
  • 値上がり業種数:32、値下がり業種数:1
  • 年初来高値更新銘柄数:223、年初来安値更新銘柄数:16

東証1部の出来高は14億1,919万株、売買代金は2兆4,846億円(概算)となり、いずれも先週末より増加しました。先週末の米国株上昇や円安進行等の好材料に加え、前引け後に予定された新元号発表の祝賀ムードもあり、週初としては活発な売買となりました。売買代金も週初としては珍しく2兆5,000億円に迫る水準となっています。

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そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。前述した新元号決定のご祝儀相場となった前場の引け直前には一時+476円高まで上昇しましたが、決定後は売りが優勢となり、後場の終盤には一時+265円高まで上げ幅を縮小する場面が見られました。

結局、最後はやや盛り返して+300円超の上昇で引けましたが、後場に値を消した感が残ったと言えそうです。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅続伸となり、終値で1,600ポイントを回復しました。

東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は38日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は7,812万株、売買代金1,574億円となりました。出来高は先週末より小幅減少となりましたが、売買代金は増加しています。売買代金は38日連続で1,000億円超になるなど、医療バイオ関連株を中心に個人投資家の物色意欲はまだ続いていると考えられます。ただ、出来高は減少傾向が続いており、様子見スタンスに転じた投資家も少なくないと見ていいでしょう。

また、一部銘柄に利益確定売りが出たことにより、株価指数は反落となりました。大幅上昇となった大型株市場と明暗が分かれたようです。

第一三共が急騰して大幅続伸、日本電産などハイテク株に高値更新目立つ

個別銘柄では、先週末にストップ高となった第一三共(4568)が一時+14%高に迫る急騰で大幅続伸となり、アステラス製薬(4503)や武田薬品工業(4502)も堅調に値を上げました。

また、ハイテク株も買い戻され、三菱電機(6503)、日本電産(6594)、富士通(6702)、京セラ(6971)などが年初来高値を更新しています。

さらに、自動車株も急反発となり、トヨタ自動車(7203)やホンダ(7267)などが大幅上昇となりました。

その他では、中国の景況感改善期待からコマツ(6301)、日立建機(6305)、ファナック(6954)なども値を上げたのが目を引きました。

一方、ダイキン工業(6367)と資生堂(4911)は取引時間中に年初来高値を更新した後から売りに押され、終値は下落して引けました。

また、先週末に業績下方修正(赤字幅拡大)を発表した吉野家ホールディングス(9861)が一時▲4%超安の大幅安となっています。その他では、ZOZO(3092)が一時▲5%超安の急落となったのが注目されました。

新興市場(東証マザーズ)では、窪田製薬ホールディングス(4596)が急落し、アンジェス(4563)やソレイジア・ファーマ(4597)も大きく値を下げました。また、メルカリ(4385)も大幅下落となっています。

一方、そーせいグループ(4565)が年初来高値を更新し、ASJ(2351)も値を飛ばして高値更新となりました。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。