原則、国民全員が加入する国民年金ですが、老後までにいくら保険料を支払って、いくら年金をもらうのでしょうか。
本記事では、今年65歳の人が国民年金保険料をこれまでに全部でいくら払って、いま月いくらもらっているのかを紹介します。
何歳まで生きたら、支払った金額分を受け取れるのかもシミュレーションするので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 【今年65歳の人の国民年金保険料】20～59歳まで「全部でいくら」払った？
ではさっそく、今年65歳となる人がこれまでに国民年金保険料をいくら払ったのか確認しましょう。
日本年金機構「国民年金保険料の変遷」によると、今年65歳になる人が20～59歳までに支払った国民年金保険料は以下の通りです。
1.1 20~59歳で支払った国民年金保険料
- 20歳 月額3770円（年間4万5240円）
- 21歳 月額4500円（年間5万4000円）
- 22歳 月額5220円（年間6万2640円）
- 23歳 月額5830円（年間6万9960円）
- 24歳 月額6220円（年間7万4640円）
- 25歳 月額6740円（年間8万0880円）
- 26歳 月額7100円（年間8万5200円）
- 27歳 月額7400円（年間8万8800円）
- 28歳 月額7700円（年間9万2400円）
- 29歳 月額8000円（年間9万6000円）
- 30歳 月額8400円（年間10万0800円）
- 31歳 月額9000円（年間10万8000円）
- 32歳 月額9700円（年間11万6400円）
- 33歳 月額1万500円（年間12万6000円）
- 34歳 月額1万1100円（年間13万3200円）
- 35歳 月額1万1700円（年間14万0400円）
- 36歳 月額1万2300円（年間14万7600円）
- 37歳 月額1万2800円（年間15万3600円）
- 38歳 月額1万3300円（年間15万9600円）
- 39歳 月額1万3300円（年間15万9600円）
- 40歳 月額1万3300円（年間15万9600円）
- 41歳 月額1万3300円（年間15万9600円）
- 42歳 月額1万3300円（年間15万9600円）
- 43歳 月額1万3300円（年間15万9600円）
- 44歳 月額1万3300円（年間15万9600円）
- 45歳 月額1万3580円（年間16万2960円）
- 46歳 月額1万3860円（年間16万6320円）
- 47歳 月額1万4100円（年間16万9200円）
- 48歳 月額1万4410円（年間17万2920円）
- 49歳 月額1万4660円（年間17万5920円）
- 50歳 月額1万5100円（年間18万1200円）
- 51歳 月額1万5020円（年間18万0240円）
- 52歳 月額1万4980円（年間17万9760円）
- 53歳 月額1万5040円（年間18万0480円）
- 54歳 月額1万5250円（年間18万3000円）
- 55歳 月額1万5590円（年間18万7080円）
- 56歳 月額1万6260円（年間19万5120円）
- 57歳 月額1万6490円（年間19万7880円）
- 58歳 月額1万6340円（年間19万6080円）
- 59歳 月額1万6410円（年間19万6920円）
国民年金保険料は、上昇傾向にあります。
今年65歳となる人が、20歳時点での国民年金保険料は月3770円でしたが、59歳時点での国民年金保険料は月1万6410円です。
また、合計保険料は561万8040円となります。国民年金保険料をこんなにも支払っていることに、驚く人もいるかもしれません。
