12月15日の年金支給日が近づいています。2025年度は公的年金が1.9%引き上げられ、年金受給者にとっては実質的な増額となりました。
しかし、実際に受け取る金額は年加入期間や現役時代の収入によって大きく異なります。
本記事では、最新の公的データをもとに、60~89歳の年金受給額の実態をわかりやすく解説します。
また、2025年6月13日に可決された「年金制度改正法」のポイントも把握しておきましょう。
1. 2025年度の年金額は1.9%引き上げ
2025年度は公的年金の支給額が前年度比で1.9%引き上げられました。厚生労働省は、2025年度の年金額の一例を開示しています。
- 国民年金(老齢基礎年金(満額・1人分)):6万9308円(+1308円)
- 厚生年金(夫婦2人分):23万2784円(+4412円)
※昭和31年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金の満額は月額6万9108円(対前年度比+1300円)
※厚生年金は「男性の平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)45万5000円)」で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準
夫婦2人分の標準的な年金額は23万2784円となっており、1回あたり(2ヵ月に1度)の支給額は約46万5000円となります。
ただし、実際の支給額は収入や加入期間によって大きく異なるため、個人差が大きくなる点には注意しましょう。
