文系学部の印象は残りながらも、バランスが取れた就職先ともいえるのではないでしょうか。早慶大の文系学部では金融機関や総合商社などの比率が高いという印象がある方も多いのではないでしょうか。
また、同学部からはゴールドマン・サックス証券やグーグルといった世界を代表する企業へ就職先がリストアップされており、早大の中でも注目の学部の一つともいえます。
就職先企業の業績、従業員数、給与と最近の株価
さて、上位就職先企業について、特徴的な企業の業績動向や従業員数、給与とともに最近の株価を見ていきましょう。
大学に入学する際には自分が勉強したいことがさらにできる大学、また自分の学力や偏差値にあった学校を選ぶという作業は誰もがしてきたかと思います。
一方で、高校生の段階で「大学卒業後にどの企業に就職しているのか」というところまでは気が回らないと思います。興味にしたがって、または入れた学校に入学したというのが実際ではないでしょうか。大学を卒業する前に、就職したい企業を事前に知っておくというのはよいのではないでしょうか。
博報堂DYホールディングス
ここでは博報堂を傘下に抱える博報堂DYホールディングスをピックアップしましょう。
同社の過去5年の業績動向を見ていきましょう。
経常利益はおおむね増益傾向といえます。2014年3月期は354億円であったのが、2018年3月期には543億円となっています。
また、投資家が注目する(親会社株主に帰属する)当期純利益は、経常利益と同様に増益傾向となっています。2014年3月期に187億円であったのが、2018年3月期には298億円となっています。
では、同社の従業員数や給料はどうなっているのでしょうか。