LIMOが2023年04月にお届けした記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2023年04月11日)

エレガントな花と優雅な香りで人々の心をとりこにするバラ。主役となるバラの周りにカワイイ草花が咲いていると、バラの美しさが際立ち庭もチュラルな雰囲気に。

今回はバラと草花の競演が楽しめる庭作りのコツや、相性のよいオススメの品種を紹介します。

華やぐ庭の作り方!「バラと草花のコンビネーションを生かす」

イメージに合う品種を選ぶ

華やぐ庭を作るポイントは、イメージに合う品種を選ぶこと

色とりどりのバラが咲く庭

Peter Turner Photography/shutterstock.com

ロマンチックな庭がお好みなら、色とりどりの花が咲く一年草がオススメです。バラが咲いている期間に合わせて、開花期間が長く手間がかからない一年草を選ぶとよいでしょう。

ナチュラルに雰囲気にしたいときは、主張し過ぎずバラを引き立ててくれる多年草がピッタリ。植えっぱなしでも大丈夫なので、毎年バラとの競演が楽しみになります。

落ち着きのあるシックな庭にするには、花を少なめにして葉の色や形が美しいリーフプランツを多めに。森の中にあるローズガーデンのような趣が味わえます。

華やぐ庭の作り方!「配色バランスや立体感も意識して」

配色のバランスを考える

華やぐ庭づくりのポイントは、配色のバランスを考えること

バラが咲く庭の小道

Matthewshutter/shutterstock.com

バラは赤・白・ピンク・黄色・オレンジなどカラーバリエーションが豊富です。色とりどりの花が咲く庭は華やかですが、お互いに個性を消し合ってしまうことも。

庭を分割してゾーンごとにテーマカラーを決め、同系色のバラや草花でグラデーションをつけると統一感が表現できます。白い草花はバラのどの花色にもよくなじむでしょう。

また差し色効果を狙ってブルーや紫など、バラにはない色彩を選ぶ方法もオススメ。色合いが単調にならず、バラの美しさをより際立たせるのに効果的です。

高低差を演出して立体感を出す

華やぐ庭づくりのポイントは、高低差を演出して立体感を出すこと

バラが咲く花壇

Matthewshutter/shutterstock.com

バラには背丈が高くなるもの、低めでブッシュのようにまとまるもの、つる性植物のように長く伸びて壁面やアーチにからませるものなど多種多様。

高い位置で咲くバラの足元は、コンパクトな草姿の花が空間を埋めてくれます。低く咲くバラの背景には、背丈が高くスタイリッシュな植物がオススメ。

つるバラにつる性植物を組み合わせるという楽しみ方も。バラと同じ時期に咲く品種を選べば、フェンスや壁面が美しい花で埋め尽くされるでしょう。