避難訓練で子どもたちはバリケードの作り方を習う
その後、Hanaさんは「アメリカの不審者侵入を想定した避難訓練は日本のものと全く違う」と避難訓練にまつわるエピソードも紹介。
日本での訓練では教員が犯人とさすまたで対峙する、といったシチュエーションが想定されますが…。アメリカでの避難訓練では「警察が到着するまで時間稼ぎをして、逃げるしかない」のだそう。
実際に行われる訓練は、教室のドアの前に机や椅子などを積んでバリケードを作る、一気に撃たれないようにひとつのスポットに固まるのを避ける、命中率を下げるために逃げるときはジグザグに走るなど。かなり具体的な想定のもとで訓練が行われているそうです。
そして子どもたちも普段の避難訓練でバリケードを素早く作ることができるのだとか。子どもたちと教員たちがこれほどの危機感を持って暮らしているというアメリカの環境に、驚きを隠せません。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/グルメ・SNS担当
1991年生まれ。千葉県柏市出身。立正大学社会福祉学部卒業。2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォーム入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、世の中で話題となっている出来事の深掘りや、思わず食べたくなってしまうグルメ記事を積極的に発信している。
それ以前は、株式会社NEWSYが運営している「ニュースサイトSirabee」の編集者として、スポーツ、グルメ、トレンドの深掘りなど、幅広いジャンルの記事を執筆。とくに関東のデカ盛りグルメに詳しく、年に50店舗ほど回ったことも。
株式会社商業界でも勤務し、小売・流通業界に特化したwebメディア「商業界オンライン」の編集者として、小売業界の動向が分かる記事を執筆していた。(2023年11月27日更新)